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claude code : sub agent

Last updated at Posted at 2025-07-25

概要

claude code に /agents コマンドが追加されたので簡単に使ってみる

主に公式情報の要約と, 実動作の画面を記述します

/agents コマンドとは

sub agent を作成する機能

sub agent とは

司令塔である Claude Code がタスクに応じて呼び出すことができる, 得意分野を持つ専門 agent

特徴

  • メインから独立した独自のコンテキストウィンドウを持つ
  • 以下ユーザー設定
    • 特定の目的と専門分野
    • 許可された特定のツール
      • Rread, Write などの permission
    • sub agent 固有のカスタムシステムプロンプト

いつ動作するのか?

設定された専門分野に合致するタスクと遭遇した際, 自動で対応するサブエージェントを実行する.
サブエージェントは独立して作業を行い, 結果を返す

公式情報

/agents で実際に sub agent を作成して動かす

  • /agents を実行
    スクリーンショット 2025-07-25 14.58.39.png

  • create new agent を選択
    スクリーンショット 2025-07-25 14.58.46.png

  • sub agent 作成先の directory を選択
    スクリーンショット 2025-07-25 14.58.52.png

  • ここでは claude による作成を選択します
    スクリーンショット 2025-07-25 14.58.58.png

  • ここでは sample にある reivew 機能を作成

  • プロンプトを投入し実行後, しばらく待機
    スクリーンショット 2025-07-25 15.03.38.png

  • sub agent に付与する permisison を選択
    スクリーンショット 2025-07-25 15.02.24.png

  • sub agent の color を選択
    スクリーンショット 2025-07-25 15.02.32.png

  • sub agent 概要が提示される

  • 問題なければ Enter で確定する
    スクリーンショット 2025-07-25 15.02.41.png

  • Project agents へ sub agent が表示される
    スクリーンショット 2025-07-25 15.02.47.png

  • code review を実行してください と指示を与える

  • オレンジの背景色で sub agent が実行されている事がわかります
    スクリーンショット 2025-07-25 15.04.10.png

sub agent file の保存先

種類 場所 スコープ 優先度
sub agents .claude/agents/ Available in current project Highest
User sub agents ~/.claude/agents/ Available across all projects Lower

file 形式

実際に作成されたファイル

スクリーンショット 2025-07-25 15.53.06.png

以下の構造を持つ

---
name: your-agent-name
description: このサブエージェントをいつ呼び出すべきかの説明
tools: tool1, tool2, tool3  # オプション - 省略した場合は全てのツールを継承
---

ここにサブエージェントのシステムプロンプトを書きます。複数段落にわたって記述可能で, 
サブエージェントの役割, 能力, 問題解決へのアプローチを明確に定義してください。

具体的な指示やベストプラクティス, サブエージェントが従うべき制約事項なども
含めると良いでしょう。

設定項目

項目 必須 説明
name はい 小文字とハイフンを使った一意の識別子。
description はい サブエージェントの目的を自然な言葉で説明したもの。
tools いいえ 特定のツールをカンマ区切りでリストアップ。省略した場合, メインスレッドから全てのツールを継承します。

tools list

sub agent の呼び出し

設定ファイル側での設定

Claude Code は文脈に応じて動的にサブエージェントを選択する
最良の結果を得るために, description 項目は具体的で行動を促すような内容する

また, description に以下を含めると効果的

  • 積極的に使用(use PROACTIVELY)
  • 必ず使用(MUST BE USED)

明示的な呼び出し

コマンドで言及することで, 特定のサブエージェントを指名する

  • test-runner サブエージェントを使って, 失敗したテストを修正して
  • code-reviewer サブエージェントに, 最近の変更を見てもらって
  • debugger サブエージェントに, このエラーを調査するよう頼んで

sub agent example

ベストプラクティス

  • まずは Claude に土台を作成して貰いカスタマイズしていく
  • 単一の明確な役割を持つサブエージェントを作成する
  • システムプロンプトは, 具体的な指示, 例, 制約を含める
    • ガイドが詳しければ詳しいほど, サブエージェントはより良く機能する
  • サブエージェントの目的に必要な tool だけを許可する
  • バージョン管理に含め, チームで共同で改善・利用する

高度な利用方法

サブエージェントの連鎖(チェイニング)

複数のサブエージェントを順次実行可能

まず code-analyzer サブエージェントでパフォーマンスの問題を見つけて, 次にoptimizer サブエージェントでそれを修正して

パフォーマンスに関する考慮事項

  • コンテキストの効率性
    • エージェントはメインのコンテキストをきれいに保つのに役立ち, より長いセッションを可能する
  • 遅延
    • サブエージェントは呼び出されるたびにまっさらな状態から始まるため, 必要な文脈を収集する際に遅延が生じることがある

所管

特定の文脈を与えた sub agent を作成しておくと便利かもしれません

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