AWSアップデート(ゲーム向け)
Fortnite
ニューヨークのAWS Summitで開発者が登壇。
24アベイラビリティゾーン利用。
7つのクロスプラットフォーム。(PC,PS4,XBOX,Nintendo Switch…)
Kubernetesによる分析、機械学習、コンテナアプリケーションを利用している。
その他、AWSでゲームに関するアップデート
- EKSがリリース。
- Fargateが東京リージョンで利用可能に。
- EFSが東京リージョンで利用可能に。
フルマネージ型NFSサービス
EC2からNFSマウントして利用する。
NFSv4対応。 - r5,r5d,z1dインスタンスリリース
d:ローカルストレージ搭載。
z:CPU性能が良く、TurboBoost搭載最大4.0GHzで動作。CPUを多く使用するゲームのワークロードに向く。 - QuickSightが東京リージョンで利用可能に。
S3に置いたファイルをAthenaなどを通してデータソースとして利用可能。
機械学習を利用したアセットライブラリ構築。画像をAWS上にPUTすると自動タグ付け管理できる。
告知
- CEDEC2018にAWS登壇
- GameSparksハンズオン
- AWS re:Invent 11月予定 ラスベガス
- Supercell ログ基盤(代表作:Clash of Clans)
- League of Legendsのグローバルアカウントシステムについて解説
- Infinity Ward - Call of Duty
- 低レイテンシーの世界規模のマルチプレイヤーゲーム
GameSparks
GameSparks概要
2017年にAmazonが買収したゲーム向けバックエンドサービス
主要なお客様
- スクウェア・エニックス
- バンダイナムコエンターテインメント
- NEXON
- UBISOFT
など
ゲームに特化したサーバサイド機能を提供
- リーダーボード(ランキング)
- ガチャ(課金ガチャ・アイテムドロップ)
- ルーム
- チャット(リアルタイム・非リアルタイム)
- チーム(ギルド)
など
マッチメイクのロビーを作るなら?
ルーム機能 + リアルタイムチャット機能 のように複数の機能を組み合わせて実装可能。
アナリティクス
SDKの実装やAPIでグラフィカルに表示可能。
MAU・DAUなど表示可能。
レイアウトも自由。
採用事例
- Hungry Shark UBISOFT
https://www.ubisoft.com/en-gb/game/hungry-shark-world-console - 7 Days to Die
https://7daystodie.com/entrygate.html - Disc Jam
- Hotwheels:Race Off
- Zlatan Legends
ハンズオン概要
- アカウント作成
- Lab1-4
- Lab1 リーダーボード(ランキング)
- Lab2 マルチプレイヤー対戦
- Lab3 ガチャ
- Lab4 UIからテスト
今回作成するもの
- ユーザー
- リーダーボード(ランキング)
- マルチプレイヤー対戦
- アイテム(ガチャ用)
- ガチャ
補足事項
現在は英語のみの提供だがチュートリアルドキュメントが充実している。
日本語訳中。
APIコール数のリミッターはあるか?
リーダー・ランキングボードだと100req/s。
必要ならばそれ以上も相談できる。
バルクインポートに対応しているか?
現在はJSONを作りAPIで1つずつ取り込むしかない。
利用料金は?
評価・プロトタイピングは無料。
エンタープライズとインディーズで異なる。
費用はAWSに問い合わせること。
基本はMAUベースの課金。
GameSparks内にプログラムを実装するCLOUD CODEは、現在はコードの直接入力かzipインポートしかできない。
CodePipelineなどAWS内のサービスも対応していない。