はじめに
Pleasanterのサポートをしている中で多い質問が、他者への自分のデータの公開をコントロールする方法です。
以前アクセス権限による方法を記事で掲載しましたが、今回はもう少し簡単に公開設定するする方法の記事になります。
サンプル画面
基本的に入力したデータは他者には公開しません。
公開するにチェックを入れると公開されます。
設定
追加した項目
項目 | 名称 |
---|---|
CheckA | 公開する |
サーバスクリプト
次のコードを「ビューの処理時」で設定します。
var data = {
"Owner": `["${context.UserId}"]`,
"CheckA": true
}
view.Filters.or_filter01 = JSON.stringify(data);
Orフィルターを使用して、自分のデータとCheckAがTrue(公開する)を表示するようにしています。
最後に
Pleasanterでは、レコードのアクセス権など設定することができます。このアクセス権はユーザーやグループ、組織に対する設定でデータの内容によりアクセスを制限する方法になります。
今回以外の方法として、OnSelectingWhere(拡張SQL)で設定する方法があります。
状況に応じてお使いください。