環境
- CPU: Intel i3
- GPU: GTX 780 Ti
画面表示は CPU の内臓グラフィックを使って、GPU は計算専用にしてみる。
Nouveau ドライバの無効化
Ubuntu Desktop 18.04LTS はデフォルトで nouveau というドライバが使用されている。これがあると nvidia の GPU 用のドライバが入らないので無効化する。
- ブラックリストに入れる
/etc/modprobe.d/blacklist-nouveau.confを以下の内容で作成する。
blacklist nouveau
options nouveau modeset=0
- Initramfs(Ubuntuのイメージファイル)を再作成する。
sudo update-initramfs -u
- Ubuntu をリスタート
build-essential をインストール
$ sudo apt update
$ sudo apt install build-essential
CUDA Toolkit 10 をインストール
ドライバも同時にインストールされる。
https://www.developer.nvidia.com/cuda-downloads
ここで
Linux -> x86_64 -> Ubuntu -> 18.04 -> runfile [local]
を選択してダウンロード。
完了したらダウンロードしたフォルダで
を選択すると、
$ wget http://developer.download.nvidia.com/compute/cuda/10.1/Prod/local_installers/cuda_10.1.243_418.87.00_linux.run
しろといってくるので、wget でダウンロードして
sudo sh cuda_10.1.243_418.87.00_linux.run
(ファイルの名前はちょと違うかもしれない)
後は画面の指示に従ってインストールすれば OK。
感想
前に Ubuntu 14.04 + CUDA 7.0 でやった時は Nouveau を外すと CPU の内臓グラフィックがうまくうごかなくてかなり苦労したのだが、今回は楽チン!
と思ってたら Ubuntu の System Update が走ったらドライバが消えてしまったようだ。CUDA Toolkit 10 をインストールしなおして対処。