はじめに
本日Google Cloud Digital Leaderの2回目を受験して結果画面に合格と表示されたため、
体験記を残します。
前提知識
- モバイルエンジニア5年目。普段はGoogleCloud/AWSを少し触る程度。
- 2021年9月AWS CLF合格
- 2022年2月AWS SAA合格
勉強時間など
約50時間くらい
2022年7月1日:勉強開始
2022年7月17日:受験 -> 不合格
(点数は不明)
-- 少し勉強休憩(1回目不合格の後再受験までは2週間の間隔が必要※ 再受験ポリシー) --
2022年9月11日:勉強再開
2022年9月23日:合格
平日業務後約1時間、休日4時間程で詰め込みました。
おすすめ勉強ロードマップ
AWS試験であれば豊富な試験問題のサイトが準備されているため、ある程度試験対策が行えました。
Google Cloudに関してはAWSでいうCloudTechさんのような日本語での充実した対策サイトは多く無い印象でした。
ただ、公式サイトが勉強資材を準備してくれているので、それを補助資料として進めると良いと思います。
試験自体は1度目不合格のため、過去受けた問題の対策がしやすかったというのも合格の要因かもしれません。
あくまでもご参考まで。
1. 参考書を読む
本書で全てを網羅できる訳ではないですが、全体的な用語を理解するためにはこの本がオススメです。
私はAWSSAAを持っていたので、AWSだと対応するシステムはなんだろうとイメージしながら進めると定着しやすかったです。
1周ほどざっと読んで一旦終了。
2. 公式の試験ガイドを見る。
試験の出題者が「こういう範囲の問題出すよ」って言ってくれているので目は通しておきましょう。
ひとまず、出題範囲の感覚をつかむ程度で十分です。
3. 試験問題を解いてみる。
3-1 模擬試験
まず、公式試験は必ず解いておきましょう。
公式から模擬試験を無料で受けられるので是非とも受けておきたいです。
ただ、問題数は20問程なので、ボリュームは少なめです。
3-2 試験問題集で演習を実施
正誤が怪しそうな問題がたまに見受けられる為、あくまでも参考程度に見た方が良いですが、
チラホラ本番とほぼ一緒の問題もあるので解いてみる価値はあると思います。
3-3 公式学習プラグラムより試験問題を実施。
公式より学習プログラムが準備されています。
それぞれの章末問題が準備されていたので、時間短縮のためにその問題をメインに解いていました。
基本英語ですが、以下の方の記事を参考にすれば進めることはできると思います。
3-4 Udemy(これはどちらでも…)
試験問題対策としてUdemyを探して、以下を購入してみました。
問題数が多いのはメリットなのですが、少し内容が細かすぎて試験範囲外の部分も含まれている気がするので、あくまでも補助教材として進めると良いと思います。
「初試験に不安である程度問題はこなしておきたい」「試験に限らず網羅的に知識を吸収しておきたい」といった思いがあれば購入をオススメします。
私は購入したものの、とりあえず答えだけ見てざっと流し読みした程度で使いました。
4. 理解できるまで繰り返し演習&復習
曖昧な理解だった問題
本番のテストや、よく対策問題を解く中で少し苦しんだ問題や観点等を抜粋しておきます。
- 99.999%の可用性での年間ダウンタイム(A.約5分)
- データウェアハウスとデータレイクの違い
- 構造化データと非構造化データの違い
- AutoMLVisionとVisionAPIの違い
- Bigtableとspannerの違い
- クラウドモニタリング/トレース/デバッガの違い
- DataprocとDataprepの違い
- グリーンフィールド/ブラウンフィールドの違い
- DirectPeeringとCloudVPNの違い
- CapEx(資本的支出)とOpEx(経費的支出)の違い
- エラーバジェットの指標とは
まとめ
試験対策をどうするのがベストか分からず、私の勉強方法も非効率だった可能性があります…。
勉強する方の前提知識で対策方法は変わるかもしれませんので、Udemy受講は人によってはコスパが悪いかもしれません。
ただ、難易度激ムズの試験でも無いので、ちゃんと対策して受験すれば必ず受かることが可能な試験だと思います。
合格に向けて頑張りましょう!