#参考にしたページ
Apache 2.4 + ruby 2.0.0 + どどんとふで最小限構築メモ
どどんとふ1.46.00を最小構成のCentOS7から構築できた時の手順
##はじめに
備忘録です。誰かに見せることを考えて居ません。
ただ質問があればお気軽にどうぞ。答えられるとは限りませんので悪しからず……
自分の場合の導入手順は上の2つとは少し違いましたので書いた次第です。追記は多分あります
#環境
ConoHa VPS 月900円
名称 | 設定値 |
---|---|
タイプ | VPS |
リージョン | 東京 |
メモリ | 1G |
イメージタイプ | OS |
OS種類 | CentOS7.2(64bit) |
自動バックアップ | 無効 |
ディスク容量 | SSD 50GB |
接続許可ポートIPv4 | 全て許可 |
接続許可ポートIPv6 | 全て許可 |
SSH Key | 新しいキーを登録 |
足りない所は自分で決める所です。 |
#最低限の手順
アップデートする、必要なものをインストールする(updateとupgradeはほぼ同じ)
rootでログイン
$ sudo yum update
$ sudo yum install wget libyaml-devel gcc httpd unzip policycoreutils-python
Rubyを導入する
$ wget http://cache.ruby-lang.org/pub/ruby/2.1/ruby-2.1.6.tar.gz
$ tar -zxvf ruby-2.1.6.tar.gz
$ cd ruby-2.1.6
$ ./configure
$ sudo make install
$ rm -RI ruby* #Ruby導入に使った不要なディレクトリを削除
$ yum install ruby-devel
(msgpackのビルドに必要なため入れる)
$ gem install msgpack
これが済んだら、公開鍵認証でのみログイン出来るユーザーを作ります。
$ adduser 新ユーザー名
$ passwd 新ユーザー名
$ gpasswd -a newuser wheel
$ id 新ユーザー名
$ uid=500(新ユーザー名) gid=500(新ユーザー名) groups=500(新ユーザー名),10(wheel)
このように表示されたらユーザー作成成功。
公開鍵認証を設定する時に、ユーザーの共有鍵ファイル、及びそれを格納するディレクトリは必ずそのディレクトリをホームディレクトリにしているユーザーで作ってやらないと詰まります。1日詰まりました。
どどんとふをセットアップする
どどんとふのリンクに飛んで一番新しそうな安定版を探す。
//どどんとふの取得&展開
$ cd ~
$ wget http://www.dodontof.com/Download/DodontoF_release/バージョン
$ mv DLしたどどんとふのファイル名 D.zip #長ったらしいのでD.zipにしてやりやすくする
$ mv D.zip /var/www/html
$ cd /var/www/html
$ unzip D.zip
$ mv DodontoF_WebSet/* /var/www/
$ mv public_html/* .
$ rm DodontoF_WebSet/ public_html/ -rf
$ mv saveData ..
//所有権とかセキュリティコンテクストとか権限の変更
$ chown -R apache ../*
$ chgrp -R apache ../*
$ cd html/DodontoF
$ chmod -R 705 saveDataTempSpace fileUploadSpace replayDataUploadSpace ../../saveData ../imageUploadSpace
$ chmod 700 DodontoF*.rb
$ chmod 600 log.txt*
/etc/httpd/conf/httpd.conf を編集する。
# vim /etc/httpd/conf/httpd.conf
- #AddHandler cgi-script .cgi
+ AddHandler cgi-script .cgi .rb
+ <Directory "/var/www/html/DodontoF/">
+ DirectoryIndex DodontoF.swf
+ Options ExecCGI
+ </Directory>
config_local.rbを作る。ここは人それぞれだけど…
# vim src_ruby/config_local.rb
$isMessagePackInstalled = true
#せっかくVPSなんだから、これで高速化オプションを適用しよう
DodontoFServer.rbを編集する。
- #!/user/local/bin/ruby -Ku
+ #!/user/bin/ruby -Ku
編集の必要が無かったけど必要な変更オプション
# vim /etc/selinux/config
- SELINUX=enforcing
+ SELINUX=disabled
httpdをstartする。enableも入れると再起動したタイミングでhttpdが起動する。
$ systemctl enable httpd
$ systemctl start httpd