はじめに
Power Apps でドロップダウンやコンボボックスを使う時、
見た目を整えたいけどどのプロパティを触れば色が変更するかなどが
初見では分かりづらいと思います
本記事では以下のような色・スタイルのプロパティについて
わかりやすくまとめていきたいと思います!
①と②の記事はこちら
コンボボックスならではの色変更
①と②の記事ではドロップダウンとコンボボックス共通で使用できるプロパティについて
説明を行っていましたが、今回はコンボボックスのみに出現するプロパティについて
説明を行っていきたいと思います。
SelectionTagColor 選択したタグの色
SelectionTagColor
プロパティを Color.Black
から Color.Green
に変更してみました。
SelectionTagFill 選択したタグの背景色
SelectionTagFill
プロパティを Self.HoverColor
から Color.Pink
に変更してみました。
このようにコンボボックスは複数選択が可能なので
選択したタグに対しての色付けが可能となります。
そのほかの色変更ワンポイントテクニック
ドロップダウンやコンボボックス共通で使用できる色変更のコツについてご紹介します。
例えば Fill
を Color.LightBlue
に設定しておき、Fill の色を基準にして
PressedFill
や HoverFill
の色に濃淡をつけて設定したいときの設定をご紹介します!
ここに Fill
を Color.LightBlue
に設定したドロップダウンがあります。
このドロップダウンの HoverFill
のプロパティを以下のように設定します。
ColorFade(Self.Fill,50%)
Seif.Fill はここでは Color.LightBlue
のことを指します。
第二引数の50%は、基準の色に対してのフェードするパーセンテージを入力します。
正の数は明るくなり、負の数を入力すると暗くなります。
設定後に結果を見てみましょう。
コントロール上に合わせると Fill の色を基準に明るくなったことが分えんこうかります。
このようにしておくことで、Fillの色さえ変更を行えばおのずと他の色設定にも変更が適用されるので非常に便利です。
慣れてきたらどんどんと駆使していきましょう!
まとめ
以上、よく使用するドロップダウンやコンボボックスの視覚的なカラー変更についての説明を行ってきました!
基本的な使い方ではあるので、これを抑えて慣れていけば作業時間の短縮にもなったりするはずです。
他にも気付いたことがあれば随時記事を更新していきますので
ぜひご参考にしてみてください!!!