0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Windows 11のシャットダウン後の勝手な再起動の解決にむけて

Posted at

シャットダウンにストレスを感じる日々

 Windows 11パソコンを使用していますが、ここ1か月ほど、シャットダウンメニューの実行後、すぐに再起動をしてしまう状況に難儀をしていました。
 - シャットダウンしたはずなのに?
 - 再起動をクリックしたのかな?
 - いやそんなことはない確かにシャットダウンだ。
と、すっきりしないことが数回続き、この現象は自分の操作ミスではなく、シャットダウン機能のバグか当機の故障だろうとの確信の域に達しました。
 現象は、

  • スタートメニュー→電源→シャットダウン操作では、確実に再起動
  • altキー+f4キー→シャットダウン操作:2回に1回くらい再起動

です。
 なお、ウィルス対策には、マカフィートタルプロテクションを利用しています。OSのビルドは22621.963です。
 再起動後には電源長押しで電源オフをする日々です。

原因不明

 当機はノートパソコンであり、3か月前に自分で行ったバッテリー交換のためではないかと疑ってはいるのですが、2か月間無事だったので、半信半疑です。
 ほかに思い当たることといえば、アプリや更新(22H2含む)のインストールくらいなので、とりあえずアプリをアンインストールしてみましたが、改善なしです。更新を戻るのは面倒なので、していません。
 ネットで探してみると、同様症状の報告はいくつかあり、高速スタートアップをオフにする、という案がありました。当機は高速スタートアップをしていないのですが、念のため、オンにしたりオフにしたりと幾度かトライをしてみても改善なしです。

shutdownコマンドに思い至る

 Windowsには、shutdownコマンドがあるのを思い出し、試してみました。
 shutdownコマンドのパラメータは数多くありますが、そのうちの

/s コンピューターをシャットダウンします。

がよさそうです。
 コマンドプロンプトで

shutdown /s

を実行すると、

out.png

のダイアログメッセージが表示され、シャットダウンまで1分だけ猶予が与えられます。
 「閉じる」をクリックすると通常の操作ができますので、1分以内に必要なことは済ませましょう。
 また、次のようにオプションを付けると、シャットダウンまでの秒数も指定できます。

/t xxx     シャットダウンまでのタイムアウト期間を xxx 秒に設定します。
           有効範囲は 0 から 315360000 (10 年) までで、既定値は 30 です。
           タイムアウト期間が 0 より大きい場合、/f パラメーターが
           暗黙的に指定されます。

 実際に、

shutdown /s /t 010

とすると、10秒でシャットダウンされます。
 ただし、実行後の画面は先のダイアログの内容のままです。
 起動中のアプリは、オープンしているファイルがあっても、終了させられました。アプリによる差はあるかもしれません。

シャットダウン成功!

 結果的に、shutdownコマンドにより、無事シャットダウンが成功しました。もやもやが吹っ飛んだ年の瀬です。一度だけ再起動がありましたが、数10回以上、そのまま電源オフになりました。
 また、高速スタートアップが勝手にオンになるのでは?という心配があったのですが、これはたんなる心配性でした。
 .batファイル等にしておくと便利かもしれませんが、間違った実行なんてことがないように、作ってはいません。
 shutdownは、通常はサーバー管理ツールのようですが、クライアントPCの日常作用の役にも立つものですね。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?