Jetson NanoでRustを始める

C/C++を置き換える言語として、調査していたところ、AIで注目されているpythonをおさえて3年連続で好きな言語第1位「Rust」と見つけた。
気になり、早速、試してみることにしました。

前準備

Jetson nano Developerの公式ページより、OSイメージファイルをダウンロードし、microSDヘ書き込みます。
macOS, Windows, Linuxにて、操作手順が異なります。
https://developer.nvidia.com/embedded/learn/get-started-jetson-nano-devkit#write

IPアドレスを確認する

$ ip address

TIPS:ifconfigコマンドは非推奨になってしまったので、今後はipコマンドを使いましょう。

必要なパッケージをインストール

$ sudo apt -y install curl

Rustをインストール

$ curl https://sh.rustup.rs -sSf | sh

Current installation options:

   default host triple: aarch64-unknown-linux-gnu
     default toolchain: stable
               profile: default
  modify PATH variable: yes

1) Proceed with installation (default)
2) Customize installation
3) Cancel installation
>

1を選択し、ディフォルトでインストールします。

パスを反映する

＄ source $HOME/.cargo/env

Rustのバージョンを確認

＄ rustc -V

TIPS:2019年10月19日時点で下記の通りでした。
rustc 1.38.0 (625451e37 2019-09-23)

プロジェクトファイルを作成

$ cargo new hello
$ cd hello
$ cat src/main.rs
fn main() {
    println!("Hello, world!");
}

TIPS:Hello Worldコードは自動生成されます。

Rustをコンパイル・実行

$ cargo run

まとめ

• Rustはインストールが簡単
• パッケージ管理はcargo

TIPS:Rustをアンインストールする方法

$ rustup self uninstall