playwright.config.tsについて

複数の設定ファイル

Playwrightでは、環境に応じて異なる設定ファイルを使用できます：

• playwright.config.ts（デフォルト）
• playwright-prod.config.ts（本番環境用）
• playwright-staging.config.ts（ステージング環境用）

など

特定の設定ファイルを使用する場合

npx playwright test --config=playwright-prod.config.ts

設定ファイルの構造

設定ファイルは主に2つのブロックで構成されています：

1. useブロック

• グローバルな設定を定義
• すべてのテストに適用される共通設定

use: {
baseURL: '[http://localhost:4200](http://localhost:4200/)',
viewport: { width: 1280, height: 720 },
screenshot: 'on',
}

2. projectsブロック

• プロジェクトごとの個別設定
• useブロックの設定を上書き可能

projects: [
  {
    name: 'chrome',
    use: {
      ...devices['Desktop Chrome'],
      baseURL: 'http://staging.example.com',  // useブロックの設定を上書き
    }
  }
]

この構造により、共通設定と個別設定を柔軟に組み合わせることができます。