始めに
光子や電子などを二重スリットを通して、スクリーンに到達したところで、
到達する量子の数は、二重スリットを起点として、二つの波の重ね合わせにあるという。
波に関して身近なところでは、ヘッドホンなどで外部から来るノイズの音波と逆位相の音波をヘッドホンなどが出力して、ノイズと逆位相の音波の重ね合わせで、ノイズの音がある程度は軽減される。自身でもノイズキャンセリング機能が付いているヘッドホンで確認している。逆に同位相の波であれば、強め合う事になる。量子力学でも同様の現象が二重スリットで確かめられる。
干渉縞
個人的にレーザーポインターと自作スリットで、干渉縞らしき物が出現することは確認した。
粗雑な作りの二重スリットなどで、あまり良く分からないところがあるが、
縞が出来ている事は確認できた。
理想を言えば
の様になるのが理想だが、先立つものが無い事もあり、実験の精度はよろしくないのが残念である。
観測問題
量子が発信源からスクリーンまで到達するする間に「観測」を行うと、
量子の波動性は消滅して、干渉縞は消滅して、スリットの後ろだけに、
量子がスクリーンに到達するとなっている。
しかし、今回私が行ったやり方、スリットの前後で光の一部を遮る、
横から光を照射するなどを行ったが、干渉縞には変化がなかった。
実際、__実写__で二重スリット実験で干渉縞が現れる動画はいくつも見たが、
途中で__観測__を行って、__干渉縞が消滅する実写__の動画は見当たらなかった。アニメーションとかでそういうことが起きると説明している動画はいくつもあるが、__実写__のがないのは、本当はそう言うのは無いのではないかと言う疑惑を感じる。
最後に
本格的に、きちんと電子を1個づつ発射するような二重スリット実験は、
数千万の予算がかかるらしいが、私には無理である。
本当に途中の__観測__によって干渉縞が消えるのであれば、
アニメーションとかで無く、__実写__で証拠を示して頂きたいものである。