Blenderで、花火を打ち上げるアドオンをPythonで作成したので紹介します。
やり方
アドオンのインストール
- Blender Add-on: Fireworksの画面にしたがってインストールしてください
Tomlファイルの作成
花火の設定は、Tomlファイルで行います。アドオンには、下記のサンプルTomlファイルが含まれています。
サンプルの説明
shot1
は、作成する花火のオブジェクトの名前です。任意の名前が使えます。花火はいくつでも作成できます。
launch
は打ち上げ時のフレーム(アニメーションの時刻のようなもの)です。explode
は爆発時のフレームです。
花火はパーティクルで実現しています。
上記では、下記の3つのパーティクルシステムを設定しています。いくつでも設定できます。パーティクルシステムの名前も任意です。
-
up
:爆発までの火花 -
ex1
:内側の爆発 -
ex2
:外側の爆発
作成
- サイドバーの編集タブの「Fireworks」を開いてください
-
file
に作成したファイルを指定します- デフォルトの
./fireworks.toml
はサンプルの指定です
- デフォルトの
-
Make(作成)
ボタンを押します
補足
花火の色はカラーランプで、時間により色が変わるようにしています。Cyclesではパーティクル情報ノードが使えたようなのですが、Eeveeだとパーティクルの情報が取得できなかったので、ドライバーで設定しています。爆発時にカラーランプの係数が0で、爆発終了+寿命で係数が1になります。
Pythonのコード
以上