概要
下図のような動きをするアーマチュアを作成する方法の紹介です。
- 平面は4分割しています。
- 分割と直角に、縦にボーンが4つあります。
- 4つのボーンは、全て親です(下図)。
-
Bone4
、Bone3
、Bone2
、Bone1
の長さの比は、4:3:2:1
です。 -
Bone4
をx
度回転すると、Bone3
を0.8 * x
度回転させます。 -
Bone3
をx
度回転すると、Bone2
を0.8 * x
度回転させます。 -
Bone2
をx
度回転すると、Bone1
を0.8 * x
度回転させます。
手順
- ページの元になる平面(
Plane
)を作成-
Shift + A
(追加)→メッシュ→平面
-
-
Tab
で編集モードに - サイズを2倍に
-
S2
、Enter
-
- クリースの設定(サブディビジョンサーフェスで変わらないように)
-
Shift + E
、1
、Enter
-
- 立てる
-
RX90
、Enter
-
- 上に移動
-
GZ2
、Enter
-
- 下図のようにループカット
- マウスを縦の辺のところで、
Ctrl + R
、3
、Enter
、Enter
- マウスを縦の辺のところで、
-
Tab
でオブジェクトモードに - 右クリックでスムーズシェード
- 下図のようにモディファイアープロパティでサブディビジョンサーフェスを追加し、ビューポートのレベル数を2に
-
テンキーの1
(ビューメニュー→視点→前) - アーマチュア(
Armature
)の追加-
Shift + A
(追加)→アーマチュア
-
-
Tab
で編集モードに - ボーンの長さを4に
- ボーンの上を選択し、
GZ3
、Enter
- ボーンの上を選択し、
- ボーンプロパティで、ボーンの名前を
Bone4
に
-
透過表示に
Shift + Z
-
ボーン追加
-
Bone4
の下を選択し、EZ3
、Enter
- ボーンプロパティで、ボーンの名前を
Bone3
に
-
-
ボーン追加
-
Bone4
の下を選択し、EZ2
、Enter
- ボーンプロパティで、ボーンの名前を
Bone2
に
-
-
ボーン追加
-
Bone4
の下を選択し、EZ1
、Enter
- ボーンプロパティで、ボーンの名前を
Bone1
に
-
-
透過表示オフ
Shift + Z
-
アウトライナーは下図のように
-
Tab
でオブジェクトモードに - 親子づけ
- Armatureを選択し、
A
(すべて選択)、Ctrl + P
(ペアレント)→空のグループで
- Armatureを選択し、
- 以降からウェイトづけ
- Planeを選択し、ウェイトペイントモードに
- オブジェクトデータプロパティの頂点グループで
Bone4
を選択し、下図のように1番上の辺のウェイトを1に
- 同様に
Bone3
を選択し、上から2番目の辺のウェイトを1に - 同様に
Bone2
を選択し、上から3番目の辺のウェイトを1に - 同様に
Bone1
を選択し、上から4番目の辺のウェイトを1に - オブジェクトモードに
- Armatureを選択し、
Ctrl + Tab
でポーズモードに -
N
(サイドバー)で、サイドバーを表示 - 以降からボーンにドライバを設定
- アウトライナーで、下図のように
Bone4
を選択
- サイドバーを下図のように
- XYZオイラー角
- 回転のYとZをロック
- 回転のXで右クリックし「新規ドライバーとしてコピー」
- アウトライナーで、
Bone3
を選択 - XYZオイラー角
- 回転のXで右クリックし「ドライバーを貼り付け」
- 回転のXで右クリックし「ドライバーを編集」
- 下図のように編集
- タイプをスクリプト型の式に
- 式を
rotation_euler * 0.8
に
- 回転のXで右クリックし「新規ドライバーとしてコピー」
- アウトライナーで、
Bone2
を選択 - XYZオイラー角
-
Bone3
と同様に、回転のXで「ドライバーを貼り付け」て「ドライバーを編集」- タイプをスクリプト型の式に
- 式を
rotation_euler * 0.8
に
- 回転のXで右クリックし「新規ドライバーとしてコピー」
- アウトライナーで、
Bone1
を選択 - XYZオイラー角
-
Bone3
と同様に、回転のXで「ドライバーを貼り付け」て「ドライバーを編集」- タイプをスクリプト型の式に
- 式を
rotation_euler * 0.8
に
- 確認
-
Bone4
を選択し、R
(回転)で回転してみましょう。曲面になって曲がります。
-
以上