tl;dr
- A CLOUD GURUはKodeKloudに比べてお高いが、メリットはそれなりにある。
- バニラのk8s、Terraformなどの学習にはKodeKloudで十分。
- 基本の学習をKodeKloudで→資格などクラウドごとの勉強にA CLOUD GURUを。という流れがおすすめ。
- パブリッククラウド資格の対策にはA CLOUD GURUしかない。三大クラウドの動画盛り沢山&クラウドサンドボックスが利用し放題。
- KodeKloudは非英語圏の人々でも理解できるよう、ゆっくりわかりやすい単語で話してくれるので学習しやすいが、A CLOUD GURUだとそういう配慮はあんまりない。簡単な英語の読みができる人なら、どちらも字幕があるのでそれ見ながらでok。
- どちらも無料お試しある。
クラウドインフラ系学習サービスについて
- この領域はほぼ日本の学習サービスがない。
- 一部のUdemy教材やくろかわこうへい氏のAWS Cloud Tech、Linux Fundationの一部の日本語対応動画なども出てきているが、字幕読みながらの英語学習に抵抗がないなら、圧倒的な教材のボリューム、クオリティの観点で海外教材を使うことを強くオススメする。
- 筆者はKodeKloudとA CLOUD GURUの両方を利用したので、感想を記す。
KodeKloud
- 利用したのは、CKAD対策コース(これで実際に取得した)、Helmコース、Terraformコース。
- 他にもCKA, CKS対策コースなどがあり、模擬テストも受験可能。
- ハンズオンテストと動画学習の形式。
- Mumshad mannambeth氏を始め、講師陣は皆ゆっくりと、簡単な英語で話してくれる。完全に非ネイティブを意識していると感じた。
- 豊富な図や、例え話による解説も多く、完全なk8s素人にもベストな教材と言える。
- お値段もリーズナブル。
- AWS, GCPなど、各クラウドに対応した教材は今のところない(クラウドでよく使われる技術の学習がメイン)。
- 基礎としてバニラのk8sなどを学ぶにはうってつけという印象。
A CLOUD GURU
- Google Certified Associate Engineerコースと、Google Cloud Dataflowのハンズオンを受講。
- バニラだけでなく、三大クラウドに特化した教材が豊富に取り揃えられている。
- クラウドサンドボックスを用いたハンズオンと動画学習の形式。
- KodeKloudに比べると値段は高いが、コースによってはなんと三大クラウドのサンドボックスが使えるのが嬉しい。
- KodeKloudに比べてやや英語が難しい。字幕を見ればついていけるが、非ネイティブへの配慮はあまり感じられない。
- 良くも悪くも、動画が長いので、一つの講座を完走するだけでも結構時間かかる。
- ちょっとお高いのが玉に瑕だが、十分にその価値はある。
まとめ
- クラウドインフラ系学習サービスはまだまだ日本語教材が不十分。
- KodeKloud→KLOUD GURUの順に勉強するのがおすすめ。