翻訳するときにも生成AIは役に立ちます。でも、翻訳してくださいとか、英訳してくださいとか入れるの面倒くさいですよね。できればDeepLみたいなアプリ使いたいですよね。
ということで、趣味エンジニアもグッと利用しやすくなったgpt-4o-miniをモデルエンジンとして動作する翻訳アプリをCursor(model:gpt-4o-mini)で開発というか修正する過程をシェアします。アプリ自体はGithubから入手したものを利用させていただいています。
OpenAI APIを利用可能にする
Cursorを利用可能にする
- Cursorをダウンロード、起動する
- 上記で発行したOpenAIのAPIキーを登録する
- gpt-4o-miniはマニュアルで追加
開発開始
今回は以下のアプリケーションを利用させていただく。
https://github.com/simpleapples/chatgpt-translator
アプリケーションのビルドまではREADMEを見て対応してほしい。
settingsを見ると選択できるモデルが少ないので最近でたgpt-4o-miniを追加する修正をCursorで行なう
Cursorで以下のように質問して、with codebaseをクリックする
こんな感じで修正箇所を出してくれる。gpt-4o-miniを使用したので少し心配していたが正しく、修正対象ソースと変更内容を返してくれる。あとは、Applyすれば変わる。
すごいね!
OpenAIのUsageを見てみると、Cursorからの利用はgpt-4o-miniモデルで動いているのがわかる。コスト面も安心だ。
ビルド後に再起動した手元の翻訳アプリも当然gpt-4o-miniを指定することで正しく動作した。翻訳品質的には全く問題は感じない。
楽々爆安AIコーディングの感想
gpt-4o-miniは以下の圧倒的な高コストとクイックレスポンスが売りでもありますのでこれを使わない手はないですね。
gpt-4o-mini料金
入力トークン:100万トークンあたり15セント
出力トークン:100万トークンあたり60セント
既存のアプリケーションの修正を行なうときは全体を調べてアップデートすることは結構大変なので、AIからの支援が得られるのは馴染みのない言語やフレームワークの時だととても助かります。
ただ、大きなモノリシックアプリだと修正箇所の全てを教えてくれるかというとそうでもないと思うので、ユニットテスト、CI/CD的なものはお作法としては必要です。
次はオンプレのモデルに投げるように更新したいと思います。
AIコーディングを楽しみましょう。