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[ESX 5.5][無償版]仮想マシンにESXをたてる

Last updated at Posted at 2016-06-03

目次

  1. 概要
  2. VMware Workstation PlayerをDL
  3. ESXのOSをDL
  4. 仮想マシンにESXをインストール
  5. ESXのネットワーク設定
  6. VMware vSphere ClientをDL
  7. ESXに仮想マシンを作成
  8. 仮想マシンのネットワーク設定

概要

自宅PCに仮想の開発環境を作りたい。
でも遊びたいだけだから高額のソフトやサーバを買ってまではやりたくない。
VMware Workstation Playerはスナップショットが面倒
VirtualBoxは良かったけど、どうせならGUIの使い勝手が良いESXが使いたい。
でもESXをたてるためには別途サーバが必要
⇒仮想マシンにESXたてられないの?

そんな感じで、仮想マシンにESXをたててみた。
※メモリ4GB以下のPCだと厳しいかも。

VMware Workstation PlayerをDL

仮想マシン上に仮想マシンをたてることをNested Virtualizationというらしく、
VirtualBoxはこれに対応していない。
ESXに仮想マシンを作るところまでは可能だが、仮想マシンを起動するとエラーが出てしまって起動できない。
そのため、ESXはVMware Workstation Playerにたてる。

ESXのOSをDL

vmwareにアカウント登録してログインしておくこと

  • ここからESX5.5をDL
    • ※VMware vSphere Hypervisor 5.5 にある「ESXi ISO image (Includes VMware Tools)をDLする

クライアントはバージョンの違いがあるので、ここではDLしない。

仮想マシンにESXをインストール

以下の設定で仮想マシンを作成

  • メモリ:なるべく多め(8GBのPCで4GBにしたら普通に使えてる)
  • プロセッサ:2個以上
    • 「Intel VT-x/EPT または AMD-V/RVIを仮想化」にチェックが入っていること
  • バージョン:Red Hat Enterprise Linux 7 64bit
  • ディスク:SCSIでなるべく多め(最低でも50GBくらい無いとたぶん辛い)
  • ネットワークアダプタ:今回はNATで1個のみ
    • 「接続済み」, 「パワーオン時に接続」にチェックが入っていること
  • CD/DVD:「ISOイメージファイルを使用する」でDLしたESXのISOを指定
    • 「接続済み」, 「起動時に接続 」にチェックが入っていること

仮想マシンを作成したら、後は起動して画面に従ってインストールを行うだけ。

ESXのネットワーク設定

  • ※WindowsのVMware Network Adapter VMnet(数字)にふられているIPを確認しておく。
    • 以降は、IPが192.168.141.1/24だったとする。

ESXを起動すると黄色い画面が表示されるので、F2で設定画面へ。

  • Configure Management NetworkでNWの設定を行う
    • Network Adaptersでvmnic0を選択
    • IP ConfigurationでSet static~を選択
      • IP:192.168.141.xxx(3~254の間で適当に)
      • Subnet Mask:255.255.255.0
      • Default Gateway:192.168.141.2(※なぜか1では無い)
    • IPv6 ConfigurationでIPv6をdisabledにする
    • Escキーで戻る(変更の確認をされるのでyを押す)
  • Restart Management Networkでネットワークサービスを再起動
  • Test Management NetworkでPing確認
    • NATにしているので、192.168.141.2と8.8.8.8(Google)に通る
  • Escキーで最初の画面に戻る
  • 一応Windows側からも設定したIPにPing確認しておく

VMware vSphere ClientをDL

  • Windows側のブラウザでhttps://192.168.141.xxx(ESXに設定したIP)にアクセスする
    • ※ブラウザによっては「安全な接続ではありません」と警告ページが出るので、例外登録をする
      • Firafoxの場合は「エラーを表示」から例外登録できる
    • アクセスしたら、Download vSphere ClientからクライアントをDL

普通にネットからDLしているだけなので、直接以下のアドレスへアクセスしてもDLできる。

ttp://vsphereclient.vmware.com/vsphereclient/1/2/8/1/6/5/0/VMware-viclient-all-5.5.0-1281650.exe

クライアントからESXに接続

  • クライアントを起動
    • ESXに設定したIP, user, passwordを入力して接続
    • 何か表示されたら「無視」をクリック

これでESXに接続できれば導入完了!
vCenterは残念ながら無償版が無いようなので、ESX上でクローンとかWeb Client使ったりとかはできないです。
OVFエクスポートしてOVFからデプロイで我慢

以下はおまけなので適当

ESXに仮想マシンを作成

  • ディスク追加
    • インベントリをクリック
    • 構成->ストレージ->右上の方にあるストレージの追加をクリック
    • ディスク/LUMを選択して次へをクリック
    • ESXのローカルのディスクが表示されるはずなので、すべて追加する
  • 仮想マシン作成
    • 新規->仮想マシンから、適当に設定して作成
      • ディスクはThin Provisionにしておくのを推奨

仮想マシンのネットワーク設定

NATで作成する場合は、ESXの場合と同様にデフォゲとサブネットに注意してIPを設定する。
WindowsからPingが通れば、以後はTeratermやRLogin等でSSH接続できる。

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