目次
- 概要
- VMware Workstation PlayerをDL
- ESXのOSをDL
- 仮想マシンにESXをインストール
- ESXのネットワーク設定
- VMware vSphere ClientをDL
- ESXに仮想マシンを作成
- 仮想マシンのネットワーク設定
概要
自宅PCに仮想の開発環境を作りたい。
でも遊びたいだけだから高額のソフトやサーバを買ってまではやりたくない。
VMware Workstation Playerはスナップショットが面倒
VirtualBoxは良かったけど、どうせならGUIの使い勝手が良いESXが使いたい。
でもESXをたてるためには別途サーバが必要
⇒仮想マシンにESXたてられないの?
そんな感じで、仮想マシンにESXをたててみた。
※メモリ4GB以下のPCだと厳しいかも。
VMware Workstation PlayerをDL
仮想マシン上に仮想マシンをたてることをNested Virtualizationというらしく、
VirtualBoxはこれに対応していない。
ESXに仮想マシンを作るところまでは可能だが、仮想マシンを起動するとエラーが出てしまって起動できない。
そのため、ESXはVMware Workstation Playerにたてる。
ESXのOSをDL
※vmwareにアカウント登録してログインしておくこと
-
ここからESX5.5をDL
- ※VMware vSphere Hypervisor 5.5 にある「ESXi ISO image (Includes VMware Tools)をDLする
クライアントはバージョンの違いがあるので、ここではDLしない。
仮想マシンにESXをインストール
以下の設定で仮想マシンを作成
- メモリ:なるべく多め(8GBのPCで4GBにしたら普通に使えてる)
- プロセッサ:2個以上
- 「Intel VT-x/EPT または AMD-V/RVIを仮想化」にチェックが入っていること
- バージョン:Red Hat Enterprise Linux 7 64bit
- ディスク:SCSIでなるべく多め(最低でも50GBくらい無いとたぶん辛い)
- ネットワークアダプタ:今回はNATで1個のみ
- 「接続済み」, 「パワーオン時に接続」にチェックが入っていること
- CD/DVD:「ISOイメージファイルを使用する」でDLしたESXのISOを指定
- 「接続済み」, 「起動時に接続 」にチェックが入っていること
仮想マシンを作成したら、後は起動して画面に従ってインストールを行うだけ。
ESXのネットワーク設定
- ※WindowsのVMware Network Adapter VMnet(数字)にふられているIPを確認しておく。
- 以降は、IPが192.168.141.1/24だったとする。
ESXを起動すると黄色い画面が表示されるので、F2で設定画面へ。
- Configure Management NetworkでNWの設定を行う
- Network Adaptersでvmnic0を選択
- IP ConfigurationでSet static~を選択
- IP:192.168.141.xxx(3~254の間で適当に)
- Subnet Mask:255.255.255.0
- Default Gateway:192.168.141.2(※なぜか1では無い)
- IPv6 ConfigurationでIPv6をdisabledにする
- Escキーで戻る(変更の確認をされるのでyを押す)
- Restart Management Networkでネットワークサービスを再起動
- Test Management NetworkでPing確認
- NATにしているので、192.168.141.2と8.8.8.8(Google)に通る
- Escキーで最初の画面に戻る
- 一応Windows側からも設定したIPにPing確認しておく
VMware vSphere ClientをDL
- Windows側のブラウザでhttps://192.168.141.xxx(ESXに設定したIP)にアクセスする
- ※ブラウザによっては「安全な接続ではありません」と警告ページが出るので、例外登録をする
- Firafoxの場合は「エラーを表示」から例外登録できる
- アクセスしたら、Download vSphere ClientからクライアントをDL
- ※ブラウザによっては「安全な接続ではありません」と警告ページが出るので、例外登録をする
普通にネットからDLしているだけなので、直接以下のアドレスへアクセスしてもDLできる。
ttp://vsphereclient.vmware.com/vsphereclient/1/2/8/1/6/5/0/VMware-viclient-all-5.5.0-1281650.exe
クライアントからESXに接続
- クライアントを起動
- ESXに設定したIP, user, passwordを入力して接続
- 何か表示されたら「無視」をクリック
これでESXに接続できれば導入完了!
vCenterは残念ながら無償版が無いようなので、ESX上でクローンとかWeb Client使ったりとかはできないです。
OVFエクスポートしてOVFからデプロイで我慢
以下はおまけなので適当
ESXに仮想マシンを作成
- ディスク追加
- インベントリをクリック
- 構成->ストレージ->右上の方にあるストレージの追加をクリック
- ディスク/LUMを選択して次へをクリック
- ESXのローカルのディスクが表示されるはずなので、すべて追加する
- 仮想マシン作成
- 新規->仮想マシンから、適当に設定して作成
- ディスクはThin Provisionにしておくのを推奨
- 新規->仮想マシンから、適当に設定して作成
仮想マシンのネットワーク設定
NATで作成する場合は、ESXの場合と同様にデフォゲとサブネットに注意してIPを設定する。
WindowsからPingが通れば、以後はTeratermやRLogin等でSSH接続できる。