2023/12/1に AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA) の更新の試験を受けてきて、何とか無事に更新することができました。
前回受験してから試験範囲などがいろいろ変わっていたので、個人的なメモも兼ねていろいろ書いていこうと思います。
試験の内容
前回と同じような感じかなーとなんとなく対策をはじめたのですが、2023/8/30から新試験(SAA-C03)になっていることがすぐに判明。急ぎ、試験範囲などの確認から。
AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA-C03) 試験ガイド として公開されていますので、ひととおり読んで確認。
セキュリティやコストに関する出題比率が増えている
大きく4つの項目で出題比率が示されています。
SAA-C02の時のと比較すると、セキュリティ系のサービスや機能に関するものとコストに関するものの比率が増えているようです。
試験対象となるサービスは100を超えている
前回更新して以降は、新たなAWSサービスをほとんどトレースできていないのですが、試験ガイドの内容を見て、私の知らない新しいサービスが結構増えていることがわかりました。サービスの内容を理解していないと回答しようがないので、知っているサービスの機能アップデートと内容を含め、とりあえず記載されたサービスの内容をAWS公式ドキュメントやBlack Belt Online Seminarの資料を確認するなどで大まかにチェックしました。
出題サンプル
公式サイトのサンプル問題や模擬試験 (昔と違って無料で受験できるようになりましたが、AWS Skill Builderに登録が必要です) で確認しました。
単純にサービスの内容を問うような問題はあまりなく、サービスの内容や特性は理解している前提で、ユーザーの要件や要望にあてはまるサービスの組み合わせやサービスの設定方法を問う問題が多い印象でした。お客様から要件を伺ってこれに対していかにベストな提案をするか、といった感じでしょうか。
私は文章読解が昔から苦手で、普段ドキュメントとかの読み解きにすごく時間がかかっています。「あー、今回は1発では更新できないかも・・・」と、不安に駆られながら学習を進めていました。
受験本番
自宅でのオンライン試験の選択肢もあったのですが、なんとなく自宅だと集中できなそうだったので、これまでどおりテストセンターに行って受験してきました。
試験時間は全体で2時間20分。いったん65問ひととおり回答を終わったタイミングで残り50分くらいでしたでしょうか。この時点でフラグ立ててた問題が15問くらい。まずはこれを再度見直して少し回答を修正。その後フラグ立ててなかった問題をもう1回さらっと見直して残り10分くらいで完了。
完了後アンケートがあったのでこれを3分くらいで回答して全て終了。
試験結果
前回受験した時には試験終了後即時に合否の結果がわかっていたのですが、今回は試験結果がすぐに判明しませんでした。試験結果の手応えがあまりよくなかったので、悶々とした気持ちでテストセンターを後にしました。
試験結果は最大5営業日以内でメールで通知されるとのことでしたが、AWS認定のページを直接確認するほうが早く結果がわかるという情報を得たので、隙間時間でこちらをチェックしていました。
結局、試験結果が判明したのは当日の20時ごろ。レポートのPDFも同時にダウンロードできました。合格の文字をみて本当にホッとしました。
試験結果のメールは翌日の20時ごろに送信されてきました。
所感
普段からAWSのサービス使い倒していたり、AWSを使ったさまざまなソリューションを提案しているような人を除き、再認定だからといって前回と同じような感じで試験に臨むのはあまりよくないかな、と思いました。
私の場合は普段AWSサービスはあまり携わっていないので、基本的な復習もしつつ新しいサービスも確認しつつでかなり学習コストかかりました。具体的に時間は記録していなかったのですが、忘れていることもかなり多くて、結局5〜60時間はゆうに勉強していたと思います。
また約3年後に更新試験に臨む必要があるので、その時に困らないように、普段から少しでもAWSサービスのアップデートなどをトレースするようにしたいと思いました。