はじめに
以前、Ruby Hack Challenge Holiday! #2に参加してきましたー
Ruby自体を改造したり、最新のRubyのコードを試したりするイベントです!
その時のあれこれはこちら
参加時にRuby自体を開発する環境を構築する必要があり、Dockerで環境を構築しました
で、後々考えてみると「Dockerで開発環境作れるんだから、Codenvyでも開発環境作れるんじゃないの?」と思って試してみた記事になります
やったこと
Codenvyにアカウント作成
まず、Codenvyにアクセスしてアカウントを作成します
GitHub
やGoogle
アカウントでアカウントが作成できるのでお好みのほうで作成してください
メールでもアカウントが作成できますので、そちらでもいいかもしれませんね
CodenvyにRuby Hack ChallengeのStackを作成
アカウントを作成出来たら、さっそく環境を作っていきましょう!
まず、「Create Workspace」をクリックします
「+ Add Stack」をクリックして「YES」を選択し、以下を貼り付けます
FROM koichisasada/rhc
あとは、「Name」と「Description」のところにrhc
と入力して、「SAVE」をクリックします
これでRuby開発環境のDockerイメージを使用できます!
Ruby Hackできるワークスペースを作成
左のメニューから「Dachboard」をクリックし、「Create Workspace」を選択します
「SELECT STACK」の中に、先ほど作成したrhc
があると思います
それを選択して、CREATE
をクリックすればRubyの間髪環境が構築できます!
Rubyのビルド&インストール
では、実際にRubyをビルドしてみましょう!
まずは作業用のディレクトリを作成します
mkdir workdir
その後、workdir
へと移動します
cd mkdir
workdir
内にRubyのソースコードをclone
します
git clone https://github.com/ruby/ruby.git
clone
後、ruby
ディレクトリへと移動してautoconf
を実行します
cd ruby
autoconf
そして、workdir
内にbuild
ディレクトリを作成します
cd ..
mkdir build
build
ディレクトリに移動し、Rubyをビルド&インストールを行います
cd build
../ruby/configure --prefix=$PWD/../install --enable-shared
make -j
make install
これで、workdir/install
以下に最新のRubyがインストールされました!
あとは、実際にRubyのバージョンを確認してみましょう!
../install/bin/ruby -v
バージョンが表示されていればOKです!
やってみて
「意外と簡単にできてしまった……」という感じですね(Dockerイメージを作っていただいたことに感謝!)
この記事をもとに地域版RubyHackChallengeとかやれそうなので、ちょっとやってみたいなぁ……