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ジョブカンAdvent Calendar 2024

Day 13

入社半年の僕が就活当時を振り返ってその時の自分に伝えたいことを書いてみた

Last updated at Posted at 2024-12-12

ジョブカン事業部のアドベントカレンダー13日目です!

ジョブカン勤怠管理で開発をしているあいすぱです。

本記事は、半年前まで学生だった私が、エンジニアとして働いてからその時の就職活動を振り返ってみたお話です。
温かい目で見ていただければ幸いです。

1.はじめに

本記事では前提として、Web系で開発職としてのキャリアを考えた時の、私なりの 「良い会社の選定基準」 を振り返ってみようと思います。

今振り返ってみると、就活の際にエンジニアのキャリアで検索した記事の多くは、転職エージェントやSES会社が提供していました。

これからお話するのは、私が個人的に考えていることを現場のチーフエンジニアにインタビューしつつまとめた内容です。
みなさんのキャリア(会社選び)のために、少しでも参考になる意見があれば幸いです!

2.就活中に誤解していたコト

私は、就活するうえで 「どこでも通用する技術」「高い給与」 の2つを掲げていました。同じようなポイントを意識する方も多いのではないでしょうか。

このポイントを軸に、以下の3つの内容について私が誤解していたことをお話したいと思います!

  • 会社のビジネス形態(SES・受託開発・自社開発)
  • 上流工程・下流工程どっちがいいのか
  • 離職率

の3つの誤解について書いていこうと思います。

2.1.会社のビジネス形態

1つ目は、「SES・受託開発・自社開発」 ではどれがいいのかです。
就活当時に見ていた記事や説明会では、よくSES・受託開発・自社開発の企業について書かれていて、どれがいいのかについて語られています。

結論:自社開発が良かった。

というのも、当時は技術力を身につけられるなら「どこでも良い」 と考えていました。

実際、チーフへのインタビューや多くの会社が公開している選考フローでも、SES・受託開発・自社開発ではなく、どんな課題を解決するためどんな開発経験を積んだのかというのが本質的にみられていると感じています。

ではどうして自社開発で良かったかというと、若いうちから高い技術課題に取り組む機会が多いと感じたからです。

技術課題を抱える顧客にエンジニアの社員がいたら、社員の成長のために優先してアサインします。必然的に、受託開発やSESで関わっている外部のエンジニアは、レベルの高い技術課題に挑戦できる機会が少なくなります。

入社1年目にも関わらず色々なことにチャレンジできているのは、今の会社だからなんだろうと実感しています。

2.2.上流工程・下流工程どっちがいいのか

2つ目は「上流工程と下流工程どっちの方がいいの?」についてです。
こちらについても検索してみると、IT業界は下流の方が労働環境がブラックだったり、上流工程の方が給与が高いという情報を多く耳にします。

そして、上流工程が良いのか、下流工程がダメなのかといった議論もよく見られます。

結論:上流工程でも下流工程でも関係ない。

最も重要なのは、 「作りたいモノを作れる知識とスキルが身につくか」 だと感じています。

誰かがシステムで解決してほしい課題を持っていて、それを解決するのがエンジニアの仕事です。多くの開発会社やチームのリーダーは、エンジニアがその課題に対してどのようにアプローチして最適な解決策を見つけるかを重視しているように思います。

これはエンジニアが自ら考え、議論を進める能力が、プロジェクトの成功にとって非常に重要だからです。

これらは上流工程・下流工程という概念では表せないものだと考えました。

2.3.離職率

3つ目は「離職率」です。就活当時は「離職率が低いのは良い会社」だと信じ込んでいました。

結論:良い会社かどうかに離職率は関係ない。

エンジニアとして長期的に活躍していくためには、スキルと経験を積む必要があります。実力がつくと、その会社で上を目指す人もいれば、別の技術に触れたい・別のサービスに触れたい・起業してみたいと考えて他の会社に移る人も出てきます。
これってエンジニアとしてはスキル・経験が積めるめっちゃ良い会社だってことですよね?

一緒に働いている仲間が卒業してしまうことは悲しいですが、卒業した人からすると「次のキャリアを目指せるほどのスキル・経験を積めた良い会社」なんだと考えました。

3.実際に働いてみてエンジニアが求められるもの

これはもうめちゃくちゃシンプルで、「作りたいモノを作れるか」 だと思います。

要望を聞くヒアリング力、それをシステムに落とし込む設計力、実際に作る実装力。作るものがズレたら作る意味はないですし、作るものを正しく認識できても設計や実装力がなければ形にできません。

自社プロダクトを開発している会社の選考フローや、上長・リーダーはひとえにここを見ているのだと思います。

今の自分がこの会社で働いているのも、そういう所も含めて見てくれたんだろうなと感じました。

4.当時の自分に伝えたいこと

  • 入社1-2年目のエンジニアの方にどんな開発に携わっているのか聞いてみる
  • 実際に開発しているエンジニアの方に楽しかった開発や難しい技術課題を解決した話を聞いてみる

給与や福利厚生などの高ければ高いほどいいモノを除いて、エンジニアとして未来が広がるほど成長できることが重要と考えたときに、この2つはとても大切だと思いました。

5.さいごに

いかがだったでしょうか?

いつかまた、同じように振り返って入社半年の自分へ届ける言葉を書いてみたいなと思いました。

配属されるチームや周りの人など、実際働くまで良し悪しはわからないことも多いと思いますが、少しでも参考になれば幸いです。

6.お知らせ

DONUTSでは新卒中途問わず積極的に採用活動を行っています。
新卒やインターンの募集もあるので、気になる方はお気軽に応募してみてください。

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