ポモドーロ・テクニックとは
25分ごとに5分間の休憩を取り、それを3回繰り返す。その次は休憩を5分ではなく30分間取る。
という有名なやつです。
条件
今回は敢えて本来のポモドーロ・テクニックの設定時間に最大限則って実施しました。
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1ポモドーロは25分
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4回ごとの休憩は30分
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昼休憩の介入は労働基準法尊寿のための休暇時間でありさけられないのでタイムスケジュールに割り込ませ、午前のポモドーロ数を午後も継続する。
(ただし午前のポモドーロの進行時間に関わらず、午後は次のポモドーロへ移行する。)
タイムスケジュール
以上の条件に則ったタイムスケジュールは以下の通りとなります。
タイムスケジュール
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9:00 ~ 9:25 1ポモドーロ①
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9:30 ~ 9:55 2ポモドーロ①
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10:00 ~ 10:25 3ポモドーロ①
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10:30 ~ 10:55 4ポモドーロ①
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10:55 ~ 11:25 30分間の休憩
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11:25 ~ 11:50 1ポモドーロ②
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11:55 ~ 12:00 2ポモドーロ②
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12:00 ~ 13:00 昼休憩
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13:00 ~ 13:25 3ポモドーロ②
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13:30 ~ 13:55 4ポモドーロ②
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13:55 ~ 14:25 30分間の休憩
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14:25 ~ 14:50 1ポモドーロ③
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14:55 ~ 15:20 2ポモドーロ③
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15:25 ~ 15:50 3ポモドーロ③
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15:55 ~ 16:20 4ポモドーロ③
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16:20 ~ 16:50 30分間の休憩
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16:50 ~ 17:00 1ポモドーロ①
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17:00 退社
何とも言えない短い作業時間が発生してしまっていますが、それについては後ほど触れます。
実践してみた。
上記のタイムスケジュールを一週間実践してみました。
全日書き出しても長くなってしまいますので、初日の実践内容をポモドーロ単位で見ていきます。
午前~昼休憩
9:00 ~ 9:25 1ポモドーロ①
出社直後です。まずはメールチェックから。
特に返信が必要な連絡は来ていなかったので、直ぐに作業を開始しました。
このポモドーロでは以下のことに注力しました。
それぞれのポモドーロで何をやるかタスクをある程度設定する。
ただ25分おきに休憩しているだけではポモドーロ・テクニックの効果の全ては得られません。
25分間で行う予定のタスクを大まかに設定します。
9:30 ~ 9:55 2ポモドーロ①
このポモドーロからタスクの消化が始まりました。
元々1時間おきの休憩をとっていたため25分の経過がとても早く、慣れていなかったため一番集中できているタイミングで休憩を迎えることになってしまいました。
10:00 ~ 10:25 3ポモドーロ①
先ほどのポモドーロでの反省点を活かし、早めに集中するように。
結果20分ほど集中して作業することができた。
10:30 ~ 10:55 4ポモドーロ①
5分休憩したこので再度集中して取り組めた。
これを繰り返せるのがポモドーロ・テクニックのメリットかと感じました。
10:55 ~ 11:25 30分間の休憩
正直30分間も休憩しなくても良いのですが、今回は実験のために30分間きっちりと休憩しました。
休憩時間の内訳
散歩 15分 スマホ 10分 トイレなど準備5分30分間仕事から離れるとかなり気持ちがリセットされます。
11:25 ~ 11:50 1ポモドーロ②
最初の5分間はメールに使うことになりましたが、
30分休憩したことにより、体感的には仕事が始まったばかりのような気持ちで集中することができました。
11:55 ~ 12:00 2ポモドーロ②
昼休憩の時間を自由に変更できないため、5分余りの時間が発生してしまいました。
メールやteamsのチェックをして午前の仕事は終了です。
12:00 ~ 13:00 昼休憩
ご飯を食べた後は昼寝をする派です。
5分休憩を定期的に取っているため、昼休みはスマホを見たりせずしっかりと休息を取ることができました。
これは実際にやってみて気づいたメリットです。
午後
13:00 ~ 13:25 3ポモドーロ②
午後の業務開始です。まずはメールチェックを行い、その後は20分ほどタスク消化。
すっかりポモドーロ・テクニックのリズムが身についてきました。
13:30 ~ 13:55 4ポモドーロ②
このポモドーロではフルにタスクに集中できました。
13:55 ~ 14:25 30分間の休憩
今回は午前のポモドーロ数を引き継いでいるため、30分間の休憩が入ります。
正直要らないかなと思いましたが、より効率のよさそうなタイムスケジュールを考えたので、この件についても後ほど。
特にやることもなくあまり疲れてもいなかったので、ほとんどスマホを見て過ごしました。
14:25 ~ 14:50 1ポモドーロ③
メールチェックをしてからタスクに取り掛かりました。25分あるうちの20分ぐらいは毎回集中できています。
14:55 ~ 15:20 2ポモドーロ③
フルでタスクに取り掛かりました。
15時前後は周りで間食を取る人がいるので騒がしく集中しづらい環境でしたが、25分間だと考えることで乗り切りました。
15:25 ~ 15:50 3ポモドーロ③
前回のポモドーロと同様なので割愛
16:20 ~ 16:50 30分間の休憩
退勤間際ということで翌日のタスクの整理などを行いつつ、スマホを見たりゆったりと過ごしました。
16:50 ~ 17:00 1ポモドーロ①
この時間は進捗報告があるのでその時間となりました。
実践してみての感想
25分間ごとに休憩をとることで、かなり集中することができました。
これが50分作業ごとに10分間休憩だとまた全然違ってくると思います。(その方があっている方もいるかとは思いますが)
現代人なのでスマホが気になる生活を続けておりますが、30分に一度スマホを確認することで、業務中に気になることは一切なくなりました。
また、タイムスケジュールを見るだけでわかりますが、私のような午前午後が50:50の時間配分の人は時間の大幅な時間設定の変更が必要かと思います。
10:00 ~ 12:00 13:00 ~ 19:00 といった勤務時間を取れる方はそのままでも問題ないかもしれません。
しかし午前午後が均等になっていると、30分間の休憩をとった後は4ポモドーロ分の時間が確保できません。
現状では「休憩の取りすぎ」状態ですので、どれだけタスクに取り掛かっている時間集中できていても、稼働時間そのものがかなり短くなってしまっています。
以上のことを踏まえて
以下のようなタイムスケジュールに変更するとちょうど良さそうだなと感じました。
修正後タイムスケジュール
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9:05 ~ 9:30 1ポモドーロ①
業務開始から最初の5分はメールチェックを行うため、タスクの消化が行えません。
よってポモドーロから除外しました。 -
9:35 ~ 10:00 2ポモドーロ①
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10:05 ~ 10:30 3ポモドーロ①
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10:30 ~ 11:00 30分間の休憩
昼休憩の時間とのバランスの兼ね合いから、3ポモドーロごとに30分の休憩に変更しました。 -
11:00 ~ 11:25 1ポモドーロ②
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11:30 ~ 11:55 2ポモドーロ②
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11:55 ~ 12:00 メールチェック
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12:00 ~ 13:00 昼休憩
昼休憩前のポモドーロ数は引き継がないように変更します。 -
13:00 ~ 13:25 1ポモドーロ③
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13:30 ~ 13:55 2ポモドーロ③
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14:00 ~ 14:25 3ポモドーロ③
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14:25 ~ 14:55 30分間の休憩
午後も同様に3ポモドーロ実施後に30分間の休憩とします。 -
14:55 ~ 15:20 1ポモドーロ④
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15:25 ~ 15:50 2ポモドーロ④
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15:55 ~ 16:20 3ポモドーロ④
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16:20 ~ 16:35 15分間の休憩
ここで30分休憩する意味はあまりないので、15分間に短縮しました。
残業が予想されている場合などは30分間休憩しても良いですね。 -
16:35 ~ 17:00 1ポモドーロ⑤
最終ポモドーロでは、その日のタスクのまとめ、翌日のタスクのまとめ、進捗報告などを行います。
この時間はタスクを進めることはありません。 -
17:00 退社
現在上記タイムスケジュールで再度実施中です。
やりました
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