6
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

リモートワークのメリットをあげた記事は沢山あるのでデメリットを教えます

Last updated at Posted at 2023-10-13

こんにちは

リモートワーク、絶対にリモートできないような他の業種からは憧れの的ですよね。
新型コロナウイルスも収まってきており、フル出社に戻っていく企業たち。

中には

内定先が面接のときはフルリモート(もしくはハイブリッド型)だったのにフル出社になった…

という方もいるのではないでしょうか。
(かわいそうですね)

新型コロナウイルスをきっかけに昨年まではリモートメインでしたが、現在はフル出社しています。

フルリモートじゃなくても、ハイブリッド型(リモートワークと出社が定期的に存在する)でもいいからリモートワークしたい!

という方も一定数はいるかと思います。

しかし、ハイブリッド型には、意外とデメリットがあります。

私は昨年までハイブリッド型の勤務をしていましたが、その際に感じたデメリットをご紹介します。

(私の会社だけの事例もあるかもしれませんが、もしかしたらそんなこともあるよ! イメージと違うかもよ! 程度で参考にしてください。)

当時の勤務状況について

当時の勤務環境は以下の通りでした。

  • 週一出社、週四リモートワーク

  • 会社から家までは片道1h前後

  • リモートワーク中心なのでオフィスはフリーアドレス制

  • 出社日は指定ではなく、好きな曜日に最低週一出社という感じ

ハイブリッド型のデメリット

リモート同士、出社同士のコミュニケーションは取りやすいが、混在しているとコミュニケーションが取りづらい

チーム全員がどちらかに統一された日が直近一カ月でゼロということもありました。
また、会議の際に出社している以上会議室で集まってやった方が早いのですが、一人でもリモートの方がいるとそうはいきません。
その場合は各々オンライン会議スペースにてTeamsミーティングに接続という形でした。

誰が出社しているのかわからない 、休みなのかリモートワークなのかわかりづらい

ハイブリッド型 x フリーアドレス制で最も凶悪な点はおそらくこれです。
その日誰が出社しているのか、出社しているとしてどの席にいるのか、出社していないけどリモートワークなのか休みなのか… 確認に時間がかかります。
座席情報は社内サイトにて公開されていましたが、大型ショッピングモールの案内板のような感じで、階を選択して座席ごとに誰が座っているのか表示される感じでした。

検索機能を使用して検索→出社していない→休みか確認→休みじゃない→リモートワークしている

みたいなフローです。

人為的なミスで出社しても座席登録していないということがチラホラあり、そうなるとめちゃくちゃ大変でした…

結局住む場所はある程度限定される

一応規定的には、現実的に毎週の出社が可能であれば居住地の指定はなかった事に加え、
基本的には現在住居からの交通費がしっかり支給されるので、中には毎週新幹線で実家から通勤している方もいましたが…

交通費はひと月あたりの上限があるので、後半の交通費は自腹となります。(帰省代と思えば安いかも?)

詳細は後述しますが、急な出社が入ったりすると大きく自腹金額が増えることになるので運ゲー要素もあります。

結局出社が毎週あると考えると、隣県ぐらいになります。

沖縄に住んで東京の会社で働く!

とかは規定上は可能ですが、ほぼ無理です。(少なくとも周りにはいませんでした。)

長期ワーケーションは行けない

週4日もリモートならワーケーションに… と思われるかもしれませんが、

ワーケーションにはいけません。

フルリモートとは違うので出社が求められる会議や予定が普通に入ります。
土日旅行して月曜そのままリモートワークとかは可能ですが、長期でワーケーションを行うのは難しいと感じました。

食費がかなり増えた

当たり前のように毎日出社していた時代には、当たり前のように社食がありました。(日替わり定食が一食300円でお腹いっぱい、残す方もいるぐらい)
残業をした日などは、夜ご飯も食べていくこともありました。

リモートメインへの移行に伴い廃止されました!

某都会にあるオフィスの周辺は1,500円~3,000円程度のお高いおしゃれなランチばかり。 コンビニは敬遠していましたが、そもそもコンビニですら最近は500円~1,000円の時代です。
さらに夜ご飯も外食するとなると…
自炊するにしても、300円以下で一食だけを作ることは難しいです。
なので食費は1.5倍程度に増えました。

遊びやご飯を食べに行く際に交通費がかかるようになった

毎日出社していれば定期であり、都心まで無料です。
しかし、出社日数分のみの交通費支給となったため、休日に電車に乗った際や、リモートワーク→夜飲み会の場合などの交通費が自腹になりました。
(大体片道500円~1,000円)

午前リモート、午後は出社とかできない

リモートワークの日はリモート、出社するなら朝から夜まで出社しろ!という感じでした。
おそらく在宅勤務手当(1日500円)と交通費を両方支給することになる日が出てくることが、システムや会計的に嫌がられたのだろうと勝手に思っています。

通勤時間がない分増えたのは自由時間ではなく、残業でした。

忙しい時期になると、

出社している人は終電であったり通勤時間があるので、残りの作業はリモートの人で…

みたいな。

出社日が重なりまくった場合、オフィスの座席が足りない。

これはどちらかというとフリーアドレス制度のリスクかもしれませんが、週一回出社しなければいけない以上、例えば年末の最後の週などは月曜に出社が固まったりします。
そうなると、社員全員分の座席数があるわけではないので、オフィスの座席が足りません。
実際にこの事案が発生したことが在籍期間で一度だけありました。(その際は数席足りないだけでしたので、休憩スペースや会議室で対応可能でしたが)

仲良くなる手段がほとんどない

出社であれば席の近い人やチームメイト、同期など… 話す機会の多い人とはだんだんと仲良くなっていくかと思います。
フルリモートの会社もコミュニケーションが課題ということもあり、オンライン飲み会やオフラインイベントなど、仲良くなるきっかけを用意している会社が多いと感じます。

ハイブリッド型だとどちらもありません。

さらに、フリーアドレスなので隣の人は毎回基本違う人です。
出社した際に勇気をだして隣の方に話しかけたとしても、

その方と次いつ出社日が被るのか、被った時に近くの席になるのか? わかりません

ハイブリッド型が原因で増えた手間

続いて「手間が増えた」と感じたことです。

デバイスの持ち運びがめんどくさい

出社の際、デバイスを持っていくのが手間でした。
一応一人一人に鍵付きの小さなロッカーはありましたが、常に物を置いておくというより、その日の貴重品手荷物を入れる感じ。

パソコン本体の持ち運びもめんどくさい

出社日はパソコンを持って出社し、家に持って帰る必要があります。
セキュリティ的な観点から見ても自宅用と会社用に二台支給したほうが良さそうなのですが、莫大なお金がかかるのでしょうね…

交通費の申請がめんどくさい

リモートがメインである以上、定期代ではなく、出社日 * 往復の交通費の支給となっていたのですが、
最低週一というだけで週一固定ではないため、週4出社しているような方もいます。
なので交通費の申請は手動で申請する必用があり、非常に手間がかかりました。

自宅にも常に作業環境を用意しておかないといけない

広い家なら良かったのですがね… 常に作業スペースを確保しておく必要があるので、何も置けない机が一つあります。

リモートワーク時の昼ご飯

もともとリモートワーク想定ではなかったこともあり、近くにあまり飲食店はありません。
某飲食配達サービスも2022年初頭まで非対応な地域で、現在では対応しておりますが、配達員がいません。表示を平日夜や土日でも見るぐらいです。
1時間という休憩の中であまり離れた飲食店にはいけませんし、これは会社によると思いますが、リモートワークでも昼休憩は12時~13時固定でした。なのでどこも混んでいます。
元々社食で温かい日替わりのご飯がすぐに300円で食べられたこともあり、何を食べるのか考える手間も増えましたし、買いに行く手間も増えました。
毎日コンビニやインスタント、冷凍食品ですますと健康に悪いので、朝からファミレスで作業するなどで外食を定期的に挟んでおりました。

上の方でも書きましたが、食費は本当に増えました…

いかがでしたか

おそらくイメージを覆すようなデメリットもあったかと思います。
少なくともメリットばかりではありません。

私は現在フル出社していますが、

ハイブリッド型勤務をするぐらいならフル出社の方が良いな

と感じています。

もちろんフル出社かフルリモートならきっとフルリモートの方が良いと思いますが

本記事は全て個人的な感想になります。リモートワークを部分的に取り入れることや会社への批判ではありません。

andmore...

他にもこんな記事書いてます。

6
4
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
4

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?