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Andorid DataBinding with Kotlin

Last updated at Posted at 2017-10-14

実用的なライブラリをKotlin交えて紹介しようプロジェクト1

昨今のAndroidプロジェクトでは必須でもある
DataBindingについて、使い方をあらっていこうと思います。

What is Data Binding?

Googleが提供している公式ライブラリ
レイアウトにデータを流すことができる便利なライブラリです

Android標準の方法ですと
ソース上でViewを取得し、それに対してデータを設定する必要がありますが
DataBindingを使うことでもっと簡単にレイアウト上のデータを反映することができます。

Example Code

たとえば、Viewに対しての操作をActivity上でこう書いていたとします。

val titleView = findViewById(R.id.title) as TextView
titleView.setText(data.title)
titleView.setTextColor(data.color)
val subTitleView = findViewById(R.id.subTitle) as TextView
subTitleView.setText(data.subTitle)
subTitleView.setTextColor(data.color)

 : (省略)

val progressBar = findViewById(R.id.progress) as ProgressBar
progressBar.setVisibility(if (data.loading) View.VISIBLE else View.INVISIBLE)
val titleTextView = findViewById(R.id.title) as TextView
titleTextView.setVisibility(if (data.loading) View.INVISIBLE else View.VISIBLE)
val subTitleView = findViewById(R.id.subTitle) as TextView
subTitleView.setVisibility(if (data.loading) View.INVISIBLE else View.VISIBLE)

うっとおしいですよねこれ。
ぼくも大嫌いでした。

しかしこれが、ソース上、こんなにスッキリ書けます。

val binding = DataBindingUtil.setContentView(R.layout.activity_main)
binding.rowData = data

そして代わりに、どんなときにどんな値をもつかを
レイアウト上に記述することが可能になります。

<!-- For title -->
<TextView
	...
	android:textColor="@{data.color}"
	android:text="@{data.title}" />

<!-- For subtitle -->
<TextView
	...
	android:textColor="@{data.color}"
	android:text="@{data.subtitle}" />

<!-- For loading progress -->
<ProgressBar
	...
	android:visibility="@{data.loading ? View.VISIBLE : View.INVISIBLE}" />

メリット

あくまで個人の意見です

ViewとデータModelを簡単に分けられる

レイアウトファイルに何のデータを表示するかを記載し、
ソースにはレイアウトにデータを流すコードだけを記載するのが基本です。
そのため、実装をしていると自然とViewとデータModelクラスが分離していきます。

こうするとそれぞれがシンプルな形となり、
テストからメンテナンスまでしやすくなります。
そう考えると、非常に導入するメリットが大きいかと思います。

昨今よく聞くMVVMとの融和性が非常に高いです。
Kotlinを使うと、各レイヤー間のやりとりも高階関数で補えるのがまたGoodです。

1-VLhXURHL9rGlxNYe9ydqVg 2.png

参照サイト

View取得が楽

DataBindingを使うと、Viewのキャストミスもなくなりますし、
コードも見やすくなります。

Android標準では、findViewById を使って取得できる
Viewインスタンスをキャストする必要があります。

val titleTextView = findViewById(R.id.title) as TextView
titleTextView.setText(data.title)

しかし、DataBindingだと簡単にキャストされた形でViewを取得できます

// binding.title が、id=titleのTextViewを指す
val binding = DataBindingUtil.setContentView(R.layout.activity_main)
binding.title.setText(data.title)

なんたって公式

昔はButterKnifeというライブラリが
DataBindingのような機能を提供していました。
広く使われていたとも聞きます。

しかし2年ほど前からGoogleが公式サポートしましたので、
どんどんこちらへ移行しているのが実情のようです。

やっぱり公式だと安心ですしね。

デメリット

これといって思いつかなかったんですが、
強いて言うなら...

エラーが見づらくなる

DataBindingのライブラリは、自動生成されるクラスを介して利用します。

しかし、コンパイルエラーが発生すると、これらのUtilクラスがなくなってしまうため、
見たいエラーがDataBinding用のクラス参照エラーで埋もれてしまいます。

だから注意してコーディングしなはれや!それだけ。

慣れるまで見づらい

処理をレイアウトとコードどちらにも書くため、
見るソースが単純に増えます。

そのため、とくに初心者の方からすると、
最初は見づらく感じるかもしれません。

しかし、アプリ(プロジェクト)が大きくなるにつれ
そのありがたみもわかりますし、そのうち解消されるでしょう。

基本

ではいよいよ使ってみましょう。
いくつか手順があります。

  1. gradleファイルに宣言
  2. レイアウトに <layout> タグをつける
  3. コード上でBindingクラスを取得
  4. Bindingインスタンスを使って操作

gradleファイルに宣言

アプリのGradleファイルに、以下を加えてSyncしましょう

apply plugin: 'kotlin-kapt'

android {
	...(省略)...
	dataBinding {
    	enabled = true
	}
}

dependencies {
	kapt "com.android.databinding:compiler:2.3.3" //数値はGradleBuildバージョン
}

これで準備OKです

レイアウト宣言

レイアウトファイルの中を<layout>タグでくくることで
DataBindingを利用する対象のレイアウトという宣言ができます。

activity_main.xml
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<layout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
    <LinearLayout
    		android:layout_width="match_parent" 
    		android:layout_height="match_parent">
        <Button 
        		android:layout_width="wrap_content" 
        		android:layout_height="wrap_content" />
    </LinearLayout>
</layout>

こんな感じ

Bindingインスタンス取得

では、実際にこのレイアウトにアクセスするための
Bindingインスタンスを取得します

override fun onCreate(savedInstanceState: Bundle?) {
    super.onCreate(savedInstanceState)

    // with setContentView
    val binding = DataBindingUtil.setContentView<ActivityMainBinding>(this, R.layout.activity_main)
}

DataBindingUtil ... DataBindingのライブラリがもともともつUtilityクラス
ActivityMainBindng ... レイアウトファイルを<layout>タグで囲むことで自動生成されるクラス。レイアウトファイル名+Bindingになる。

Bindingインスタンスを取得する方法はいくつかあるんですが、
inflateするだけなどの場合はこう書きます

override fun getView(position: Int, convertView: View?, parent: ViewGroup): View {
    val binding = convertView
        ?.let { DataBindingUtil.findBinding(convertView) } // ViewからBindingインスタンス取得
        ?: RowListBinding.inflate(mLayoutInflater) // inflateするだけ
    return binding.root
}

id参照

例えばこのようにレイアウトファイルを生成し、
Buttonにidを設けたとします

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<layout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
    <LinearLayout
    		android:layout_width="match_parent" 
    		android:layout_height="match_parent">
        <Button 
        		android:id="@+id/button"
        		android:layout_width="wrap_content" 
        		android:layout_height="wrap_content" />
    </LinearLayout>
</layout>

するとBindingインスタンスを介してこのようにアクセスできます

val binding = DataBindingUtil.setContentView<ActivityMainBinding>(this, R.layout.activity_main)
binding.button.text = "Button Text"

このときのbinding.buttonは参照時点ですでにButtonクラスにキャストされています。

ちなみに、本当にソース責務を分離するのであれば、
レイアウトにidを入れることがなくなるそうです。
(id入れるってことは、別のレイヤーソースで使うってことでしょ的な考え)

データ挿入

では実際にレイアウトにデータを流す方法ですが、
方法がいくつかあるので、用途によって使い分けましょう

Basic

レイアウト:データ宣言

レイアウトにdataを定義する必要があります

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<layout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
    <data>
        <variable name="data" type="com.android.example.Data" />
    </data>
    <LinearLayout
    		android:layout_width="match_parent" 
    		android:layout_height="match_parent">
        <Button 
        		android:layout_width="wrap_content" 
        		android:layout_height="wrap_content"
        		android:text="@{data.title}" />
    </LinearLayout>
</layout>

<data> がいわゆるデータを宣言するエリア
<variable> がデータの宣言、
その中でもnameはレイアウトファイル内での変数名のようなもの、
typeはクラスの宣言になります。(もちろんインターフェースでも問題ありません)

レイアウト:データ反映宣言

ではどこに何を反映させるか、という書き方ですが
レイアウトファイルの @{} で囲まれた箇所がそれにあたります。

この場合、ButtonのテキストにDataクラスのもつ title という要素を入れる、という表現になります
もっと言えば、ButtonのSetterメソッドに渡す値を @{} で指定します

データ挿入

対応するレイアウトBindingクラスに set+VariableのName メソッドができるので
それにデータを指定することでデータをレイアウトに流すことができます

val binding = DataBindingUtil.setContentView<ActivityMainBinding>(this, R.layout.activity_main)
val data = Data()
binding.data = data // Javaだとbinding.setData(data);

すると、このタイミングでレイアウト上にtitle がButtonに反映されます

データ監視

挿入したデータを、動的に変化させたい!
というときに利用します。

Observable(監視)

双方向のデータ通信方法その1
たとえばEditTextの入力内容を監視するときに使います。

レイアウト

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<layout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
    <data>
        <variable name="data" type="com.android.example.Data" />
    </data>
    <LinearLayout
    		android:layout_width="match_parent" 
    		android:layout_height="match_parent">
        <Button 
        		android:layout_width="wrap_content" 
        		android:layout_height="wrap_content"
        		android:text="@{data.title}" />
    </LinearLayout>
</layout>

コード

データModelクラスはこのように書きます

data class Data(val title: ObservableField<String>) {
    init {
        title.set("")
    }
}

ObservableField は型が指定できますが、少し重いらしいです。

ObservableBoolean、
ObservableByte、
ObservableChar、
ObservableShort、
ObservableInt、
ObservableLong、
ObservableFloat、
ObservableDouble、
ObservableParcelable
といった各種変数のObservableクラスが用意されているので、
可能な限り、そちらを利用しましょう。

Bindable(監視)

双方向のデータ通信方法その2
その1で実装できないパターンはこちらを使います。
たとえばEditTextの入力内容が変わったときに何かしたい!というときに使えます。

なぜか動く時と動かないときがあります。。調査中

レイアウト

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<layout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
    <data>
        <variable name="data" type="com.android.example.Data" />
    </data>
    <LinearLayout
    		android:layout_width="match_parent" 
    		android:layout_height="match_parent">
        <EditText 
        		android:layout_width="wrap_content" 
        		android:layout_height="wrap_content"
        		android:text="@={data.title}" />
    </LinearLayout>
</layout>

コード

  • BaseObservableを継承する
  • 監視したいGetter/Setterに@Bindableをつける
class Data: BaseObservable() {

    var title: String = ""
        @Bindable get() = field
        @Bindable set(value) {
            field = value 
            notifyPropertyChanged(BR.title)
            
            // +アルファ
        }
}

応用(+実例)

イベント処理

リスナーBinding

onClickなどのリスナーで、ラムダ式のように記述をして
直接メソッドコールさせることが可能です。

レイアウトにリスナーを書くようなイメージでしょうか。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<layout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
    <data>
        <variable name="task" type="com.android.example.Task" />
        <variable name="presenter" type="com.android.example.Presenter" />
    </data>
    <LinearLayout
    		android:layout_width="match_parent" 
    		android:layout_height="match_parent">
        <Button 
        		android:layout_width="wrap_content" 
        		android:layout_height="wrap_content"
        		android:onClick="@{() -> presenter.onSaveClick(task)}" />
    </LinearLayout>
</layout>

メソッド参照

ClassName::MethodName の形で、
メソッドの参照をさせることが可能です。

class MyHandlers {
    fun onClickFriend(view: View) { ... }
}
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<layout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
   <data>
       <variable name="handlers" type="com.example.Handlers"/>
       <variable name="user" type="com.example.User"/>
   </data>
   <LinearLayout
       android:orientation="vertical"
       android:layout_width="match_parent"
       android:layout_height="match_parent">
       <TextView android:layout_width="wrap_content"
           android:layout_height="wrap_content"
           android:text="@{user.firstName}"
           android:onClick="@{handlers::onClickFriend}"/>
   </LinearLayout>
</layout>

注意

書けるのはいいんですが、
複雑なものをこうして書くと返って読みづらくなります。

ほどほどにしておきましょう!

レイアウト詳細

import

フレームワークにある定数などを利用する場合、
レイアウトで利用するクラスとしてimportすることができます

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<layout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
    xmlns:tools="http://schemas.android.com/tools">

    <data>
        <import type="android.view.View" />
        <variable
            name="task"
            type="com.example.Task" />
    </data>
    ...
    <ProgressBar
    	...
    	android:visibility="@{task.loading ? View.VISIBLE : View.INVISIBLE}" />

例えばListのimportなどもこのように行います

<layout xmlns:app="http://schemas.android.com/apk/res-auto"
    xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
    xmlns:tools="http://schemas.android.com/tools">
    <data>
        <import type="com.example.model.Person" />
        <import type="java.util.List"/>
        <variable name="person" type="Person"/>
        <variable name="persons" type="List&lt;Person&gt;"/>
    </data>

ただ注意点として、現在のDataBindingライブラリだと
ビルドは通りますが、IDEのエディタでの表示上、エラーがでてしまいます。

Bindingクラス名の変更

あんまり使わないですが、自分で決めた名前でBindingクラスを作ることが可能です。

<data class="ContactItem">
    ...
</data>

include

レイアウトファイルの中で、他レイアウトを<include>してる方もいると思います。
その場合でも心配無用、きちんとデータを渡す方法があります。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<layout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
        xmlns:bind="http://schemas.android.com/apk/res-auto">
   <data>
       <variable name="user" type="com.example.User"/>
   </data>
   <LinearLayout
       android:orientation="vertical"
       android:layout_width="match_parent"
       android:layout_height="match_parent">
       <include layout="@layout/name"
           bind:user="@{user}"/>
       <include layout="@layout/contact"
           bind:user="@{user}"/>
   </LinearLayout>
</layout>

bind:xxxx としたxxxx部分が、
include先のdataのname定義になります。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<layout xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
        xmlns:bind="http://schemas.android.com/apk/res-auto">
   <data>
       <variable name="user" type="com.example.User"/>
   </data>
   <merge>
       <include layout="@layout/name"
           bind:user="@{user}"/>
       <include layout="@layout/contact"
           bind:user="@{user}"/>
   </merge>
</layout>

式言語

以下は普通に@{}の中で利用することが可能です
簡単な条件分岐や計算であれば、書いた方がいいでしょう

  • 算術演算子 + - / * %
  • 文字列連結演算子 +
  • 論理演算子 && ||
  • バイナリビット演算子 & | ^
  • 単項演算子 + - ! ~
  • シフト演算子 >> >>> <<
  • 比較演算子 == > < >= <=
  • instanceof
  • グルーピング ()
  • リテラル: 文字、文字列、数字、null
  • キャスト
  • メソッド呼び出し
  • フィールド アクセス
  • 配列アクセス []
  • 三項演算子 ?:

null合体演算子

NULLケースを踏まえたケースを??を使うことで表現できます

<TextView
    android:layout_width="match_parent"
    android:layout_height="wrap_content"
    android:text="@{data.name ?? @string/no_name}"
    tools:text="Title"/>

リソース参照

先出ししてしまいましたが、@stringなどのリソース参照も普通にできます。
引数を利用する場合においても活用可能です。

<TextView
    android:layout_width="match_parent"
    android:layout_height="wrap_content"
    android:text="@{data.valid ? @string/name_with_tag(data.name) : @string/no_name }"
    tools:text="Title"/>
<string name="no_name">NO NAME</string>
<string name="name_with_tag">NAME: %s</string> <!-- 引数がひとつのケース -->
<string name="name_with_tag2">NAME: %1s, %2s</string> <!-- 引数がひとつのケース -->

もちろん、@color@drawableなども可能です。
場合によって色分けやアイコンを変える時などは便利ですね。

Bindingの同期

DataBindingは基本的にバックグラウンドで
適当なタイミングで実行されます。

executePendingBindings()を利用すると、
その場でbindingの同期をとってくれます

BindingAdapter

BindingAdapterというアノテーションが用意されており、
これを利用することでレイアウトに対するSetterを宣言することができます。

たとえばAndroidの android:paddingLeft は以下のように定義されています

@BindingAdapter("android:paddingLeft")
public static void setPaddingLeft(View view, int padding) {
   view.setPadding(padding,
                   view.getPaddingTop(),
                   view.getPaddingRight(),
                   view.getPaddingBottom());
}

こいつらは以下を守っていれば、どこに定義してあげてもいいです。
(Utilクラスを作って定義することが一般的かとは思いますが。。)

  • BindingAdapterアノテーションを定義している
  • public static なメソッドである
  • 第一引数は対象のViewクラス、第二引数以降はBindingAdapterの定義順

たとえば複数の引数をとりたい場合はこのように書きます

@BindingAdapter({"listData", "onItemClick"})
public static void setCustomAdapter(ListView listView, List<String> listData, OnItemClickListener listener) {
    listView.setAdapter(new CustomAdapter(listData, listener));
}
<ListView
    android:width="match_parent"
    android:height="match_parent"
    app:listData="@{data.listData}"
    app:onItemClick="@{activity}"

Kotlinの場合はExtensionで定義させることも可能です。

@BindingAdapter("data")
fun ListView.loadAdapter(data: List<Person>) {
    BMIListAdapter(this.context, data).also {
        this.adapter = it
        this.onItemClickListener = it
    }
}

余談ですが、私の担当しているプロジェクトではKotlinで書けません。
導入しているライブラリが影響しているのか、Javaと混ぜて書いてるかはわかりませんが。。

Kotlinだけで書いてるプロジェクトの方は問題なく使えるはずです!

DataBindingのsafeUnbox()の使い所

app:answer="@{visitReport.answer != null ? visitReport.answer : 0}"
こういう定義をしていて、answerがIntegerの場合、
JavaコードだとこれでOKだけど、DataBinding使ってレイアウト上でこれ記述すると、
たぶんコンパイル方法の関係で ? visitReport.answer の箇所で
「NPE発生の可能性あり」と警告がでてしまう。

そんなときのために DataBindingではUtilityクラスが用意されている模様。
なのでデフォルトが0のときなどはこれ使えばOKみたい。

package android.databinding;
public class DynamicUtil {
    public static int safeUnbox(java.lang.Integer boxed) {
        return boxed == null ? 0 : (int)boxed;
    }
    public static long safeUnbox(java.lang.Long boxed) {
        return boxed == null ? 0L : (long)boxed;
    }
    public static short safeUnbox(java.lang.Short boxed) {
        return boxed == null ? 0 : (short)boxed;
    }
    public static byte safeUnbox(java.lang.Byte boxed) {
        return boxed == null ? 0 : (byte)boxed;
    }
    public static char safeUnbox(java.lang.Character boxed) {
        return boxed == null ? '\u0000' : (char)boxed;
    }
    public static double safeUnbox(java.lang.Double boxed) {
        return boxed == null ? 0.0 : (double)boxed;
    }
    public static float safeUnbox(java.lang.Float boxed) {
        return boxed == null ? 0f : (float)boxed;
    }
    public static boolean safeUnbox(java.lang.Boolean boxed) {
        return boxed == null ? false : (boolean)boxed;
    }
}
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