はじめに
みなさんは、開発用アカウントで作ったAMIを本番用アカウントでも利用したいと思ったことはありませんか?
今回はそういったケースに使える「AMIの共有」をしていきたいと思います。
このAMIの共有を利用すれば、アカウントを跨いでAMIを共有することが出来ます!
手順
① 移行元アカウント(Account-A)で AMI を作成
② ①で作成した AMI を移行先アカウント(Account-B)に共有
③ 移行先アカウント(Account-B)で共有されたAMIからEC2起動
④ ③で起動したEC2からAMIの取得
やってみよう
① 移行元アカウント(Account-A)で AMI を作成
該当インスタンスを選択→アクション→イメージとテンプレート→イメージを作成
下記の画面に推移するので、必要内容を記載しAMIの作成を行う
② ①で作成した AMI を移行先アカウント(Account-B)に共有
AMIの画面より、①で作成したAMIを選択→アクション→AMI許可を編集
移行先アカウント(Account-B)のIDを入力→AMIを共有
共有アカウントIDに移行先アカウント(Account-B)が追加されたことを確認
③ 移行先アカウント(Account-B)で共有されたAMIからEC2起動
画面に沿って情報を記載→インスタンスを作成
④ ③で起動したEC2からAMIを作成
該当インスタンスを選択→アクション→イメージとテンプレート→イメージを作成
(①と同様の流れで作成)
作成したAMIを確認し、所有者が移行先アカウント(Account-B)になっていればOK!
流れとしては、以上となります。
注意点
③、④の手順を踏まないと、所有者である移行元アカウント(Account-A)からAMIが削除されると、移行先アカウント(Account-B)で共有されたAMIが見れなくなってしまうので注意。
また移行先アカウント(Account-B)に共有されたAMIを単純にコピーしようとすると以下のような表示がされコピーが出来ません。
理由としては、移行元アカウント(Account-A)となっているからです。