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AWS これは知っておきたいシリーズ 第0回

Last updated at Posted at 2022-04-30

はじめに

4月となり、新社会人の方々が入社しました。

自社にも新卒の人たちが入社し、新たにAWSを勉強する人もいます。

そういった方々が参考に出来るようにAWSの基礎的な部分を初心にかえる意味で残します!

※シリーズ化予定なので、お時間ある時にご覧ください!


オンプレとクラウドって何?

オンプレミスは、自社資産で構築・運用するIT環境のことを表す。
システム構築に必要な物理サーバー、通信回線などの資産を自社で用意して運用する環境のことを示す。
一方、クラウドとはインターネット経由で提供されるサービスを利用することで、資産を自社内に保有せず、運用をするIT環境のことを示す。


オンプレとクラウドの違い

初期導入コスト&導入までの期間
• クラウドの場合はオンプレのように、従来のサーバーを自社内に置くことなく、クラウド環境上で仮想サーバーを構築し、ネットワーク経由で仮想サーバー上の各種サービスを利用することが可能(アカウント登録後すぐに利用できる)
• 低コストでスタート可能、必要な時に必要な分、サーバーの増減が可能なため、コストを最適化しやすい
• 災害/障害
• 地震などの自然災害が起きた場合、自社運用ではサービス停止リスクが高いが、クラウドの場合はデータセンター内にサーバやネットワーク機器設備を設置されているため、電源供給や耐震面でも安心
• 冗長構成を組むことにより、障害対応にて障害が発生した際に処理を引き続けることができる
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クラウドの市場動向

総務省によると、企業のクラウドサービスの活用の増加に伴い、2023年には5,880億ドルに達すると予測されている。
Canalysによるとの2021年の第2四半期のクラウドインフラ(IaaS、PaaS)に関する調査結果によると、市場全体成長率は36%で、市場のシェア率はAWSが31%、Azureが22%、Google Cloud8%とクラウドビック3が市場の6割以上を占めている状況。
補足:地域別では、北米が5割ほどのクラウドサービス市場規模を占めている。


AWSって何?

AWSとはAmazon.comによって提供されているクラウドコンピューティングサービスである。
2022年3月時点で245の国と地域でサービスを提供しており、200以上のサービス数(227個)を誇る。
具体的な用途として以下が挙げられる。

• 仮想サーバの作成

• Webサイトの運用

• ビッグデータ分析

• システム開発環境の構築

• データベースの運用

• AI(機械学習)機能の利用

• 動画や画像などのコンテンツ配信 など


資格について

AWS認定資格には12種類の認定資格がある。
※AWS認定資格の有効期限は3年間
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AWS 認定(https://aws.amazon.com/jp/certification/)

◆クラウドプラクティショナーレベル(AWSに関する基礎知識を身につけた人を対象)
 合格ライン:700/1000点
 試験時間:90分
 受験料:11,000円

◆ アソシエイトレベル
 ・SysOps アドミニストレーター(システム運用担当者を対象とする資格)
 ・デベロッパー(開発担当者を対象とする資格)
 ・ソリューション アーキテクト(ソリューションアーキテクト担当者を対象とする資格)
 合格ライン:720/1000点
 試験時間:130分
 受験料:15,000円

◆ プロフェッショナルレベル
 • ソリューションアーキテクト(ソリューションアーキテクト担当者を対象とするプロフェッショナルレベルの資格)
 • DevOps エンジニア(DevOps エンジニア担当者(開発と運用)を対象とするプロフェッショナルレベルの資格)
 合格ライン:750/1000点
 試験時間:180分
 受験料:30,000円

◆専門資格
• セキュリティ
• 機械学習
• ビッグデータ
• 高度なネットワーキング
• データアナリティクス
• SAP on AWS
 合格ライン:750/1000点
 試験時間:170~180分
 受験料:30,000円


さいごに

いかがでしたか?冒頭でお伝えした通り、シリーズ化していく予定ですので参考にしていただければ幸いです!
次回第1回からは、AWSの基本サービスに焦点を解説していきたいと思いますのでよろしくお願いします!!

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