最近、baserCMSのカスタマイズを行っているので、その辺のナレッジをまとめます。
今回は導入編として、インストールとリセット方法について紹介します。
baserCMSとは?
CakePHPベース作られた国産のCMSです。
詳細は公式サイトを参照ください。
インストール
以下の2 種類があります。
- インストラーページからのインストール(詳細はこちら)
- cakeコマンドでのインストール
今回は、cakeコマンドでのインストールについて説明します。
cakeコマンドに関してはこちらを参照ください。
今回は、baserCMSに内包されているBcManagerというシェルを使ってインストールします。
以下の要領でシェルを実行します。
コマンド仕様:
${baserCMSのインストールディレクトリ}/app/Console/cake bc_manager install {サイト名} {データベースの種類} {管理者アカウント名} {管理者パスワード} {管理者Eメール} -host {DBホスト名} -database {DB名} -login {DBユーザー名} -password {DBパスワード} -prefix {DBプレフィックス} -port {DBポート} -baseurl {RewriteBaseに設定するURL}
実行例(ローカル環境でMySQLを使用の場合):
$/Library/WebServer/Documents/basercms/app/Console/cake bc_manager install http://localhost/ mysql admin password admin@test.com -host localhost -database localdb -login root -password password -prefix mysql_ -port 3306 -baseurl http://localhost/
データベースの種類は、以下のように設定するようです。
- MySQL:mysql
- PostgreSQL:postgres
- SQLite3:sqlite
ポート番号などはデータベースの種類に応じて引数なしでも実行できるようです。
リセット
既存のマスターデータやインストール時の設定に関しては、以下のcakeコマンドを実行することで簡単に削除出来ます。
コマンド:
${baserCMSのインストールディレクトリ}/app/Console/cake bc_manager reset
削除後は、再度上記のインストール手順でインストールが可能です。