はじめに
ローコード開発は、コーディングとツール内の機能を組み合わせて開発する手法で、コーディングのみの開発と比べて開発スピードを大幅に向上させる技術として注目されています。複雑な DB(データベース)設計においても、ローコード開発ツールを用いることで簡単に設計できます。しかし、「ローコード開発において DBの知識はどれだけ必要なのか?」「ローコード開発では DBの設計をどこまで自由にできるのか?」といった疑問を持つ人も多いのではないでしょうか。本記事では、ローコード開発ツールSPIRAL ver.1を用いて、DB設計の基本や自由度について解説します。
SPIRAL ver.1におけるDBの基本
SPIRAL ver.1はローコード開発プラットフォームの一つです。SPIRAL ver.1では、テキストフィールドやラジオボタンなど、59種類のフィールドタイプが用意されており、目的に合わせてフィールドを自由に選択し、DBを作成できます。また、DBの連携やデータ操作、バッチ処理の機能を保有しています。
DBの種類
通常DB
基本的なデータの登録、変更、削除が可能です。
履歴DB
履歴データの管理に特化しています。
トランザクションDB
他のDBに対して登録・更新・削除などのアクションを行う特殊なDBです。一度の操作で複数のDBに対して登録・更新・削除を行う際に用います。
仮想DB(連携型)
異なるDB同士を連携させ、関連するデータを結び付けることができます。顧客情報と購入履歴を結びつけるなどの用途に適しています。
仮想DB(フィルタ型)
条件に合致するデータのみを抽出できるDBです。例えば、ある特定期間内のデータだけを取得する場合などに使用します。
仮想DB(集合型)
複数のDBを統合し、情報を一括管理できるDBです。例えば、イベントごとのDBに対して参加者単位で検索することができます。
stop DB
メール配信の際に使用し、このDBに登録されているメールアドレスへのメールの配信を止めます。
DBの基本的な設計手順
① 「新規作成」から名前やレコード数を設定し、「構成設定」に移ります。
② メールアドレスやテキストフィールドなど、必要なフィールドタイプを選択します。各フィールドで入力必須項目や重複不可などの設定が可能です。構成設定が完了したら、「新規作成」に移ります。
③ 作成後、フィールドやトリガ、抽出ルールの設定など、様々なカスタマイズを行うことができます。
このように、SPIRAL ver.1を用いることで、GUI操作のみで簡単にDB設計を行うことができます。
SPIRAL ver.1におけるDB設計の自由度
GUIで直感的な設計が可能
従来のDB設計では、SQLなどのクエリ言語を用いて複雑なプログラミングを行うのに対し、SPIRAL ver.1ではGUIでテーブル作成やデータの登録・更新・削除を簡単に行うことができます。
様々な種類のDBを活用可能
通常DBやトランザクションDB、仮想DBなど、用途に応じて適切なDBを選択・統合できます。
SPIRAL ver.1におけるDB設計で最低限知っておくべきこと
専門用語
トリガやバッチ処理など、ITに詳しくない人にとってなじみのない用語も頻繁に目にすることになるので、都度覚えていく必要があります。
DBの種類の違いや各機能の使い方
SPIRAL ver.1は様々な機能を保有している反面、どういった機能なのか、どのような場面で使用するかを知っておくといいでしょう。
まとめ
SPIRAL ver.1 には様々な機能を備えたDBが用意されており、必要に応じてフィールドを選択して作成できます。SPIRAL ver.1 を使用すると、従来のコーディングに比べて GUI 操作で簡単にDBを設計でき、DB設計においては基本的にプログラミングの知識は不要です。
IT初心者の方もこれを機にDB設計を行ってみましょう!
SPIRAL ver.1 を使ったDB設計の経験がある方は、ぜひコメントで教えてください!
私がインターンしているスパイラル株式会社は、ローコードプラットフォーム、SPIRAL ver.1のトライアルアカウントを無償提供しています。このアカウントの記事でも紹介するように、たくさんの機能ございます。
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▶︎ 認証エリア
▶︎ ログイン
▶︎ メール送信
▶︎ カスタムプログラム
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参考