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学生が言う「プログラミングできます」に潜む大きな罠

Last updated at Posted at 2025-05-30


はじめに

こんにちは!スパイラル株式会社インターン生です。
今回は、現役大学生の私がエンジニアインターンというありがたい経験を通して感じた、「授業でのプログラミング」と「実務でのプログラミング」のギャップについてお話します。
この話は、単なる「新人あるある」では終わりません。むしろ、多くのエンジニアを抱えるリーダーやマネージャー層の方々
にこそ届いてほしい内容です。
近年、生成AIやローコード・ノーコードツールの発達によって「動くものが完成した=プログラミングができる」と誤認しやすい環境ができつつあります。
「動くものを作れる」=「即戦力」ではないという現実が、思った以上に深刻なのです。

こんな方に向けて書いてます

  • プログラミング業務に苦手意識のある方
  • 複数の若手エンジニアを育てる立場にあるリーダー・マネージャー
  • ローコードにちょっと興味がある方

(ちなみに私が使っている開発環境はココから体験できますよ!)


実務で知った”自分の本当の実力“

大学での授業や、個人開発でコードを書いていた私は「ある程度はプログラミングできる」と思っていました。
だからこそエンジニアインターンを始め、プログラミングができること前提で就活もしてきました。
でも、インターンとして現場に入ってみた途端、自分の実力の“脆さ”に直面することになります。現場で求められるのは、こんなスキルです:

  • 可読性や拡張性を考えたコーディング
  • 他人のコードを読む力
  • 仕様変更に柔軟に対応できる設計力

どれもごく当たり前のことだと思いますが、学生にそんな考えや力はありません。だって、動けばいいですから。
何か攻撃を受ける心配もなく、自分だけがわかるコードでめちゃくちゃに書いて、提出すれば評価される。さらにChatGPTとかいう便利なツールが使いたい放題です。情報漏洩の心配もありませんからね。

PHPもSQLもいらない?DB連携の壁

最初に担当したのは、DBの情報をもとにフォームを作成するといった内容でした。
授業や個人開発では、ChatGPTに頼んでDB接続情報を書き換える程度で完成するので、「連携ってどうやるんだっけ?」と完全に迷子に。
PHPもSQLも“習っている”はずなのに、全く手が動かないのです。
ここで初めて「プログラミングが出来る気になっていただけ」ということに気が付きました。

でも、それってローコード開発なら関係ないよね?

自分の実力に頭を抱えた私ですが、そんな私でもすぐに実務レベルのフォームを実装できた方法がありました。それが「ローコード開発」です。
ローコード開発ツールは「コードを書く」よりも「ロジックを組み立てる」に集中できるツールです。PHPやSQLの知識は全くと言っていいほど必要ないのです。

  • DBとの紐づけは「このフィールドをこのカラムに対応させるだけ」で完了
  • コンポーネントやフローが再利用前提で設計されており、自然と保守性の高い構造に
  • 実務で使われる品質のものを、初学者でも作れる

つまり、教育コストを大幅に下げつつ、チーム全体の品質とスピードを向上させることが可能となるのです。
結果的にこのローコード開発ツールにお世話になり、無事期限までにフォームを作成することが出来ました。

まとめ

  • 学生が言う「プログラミングできます」は、実務とはズレていることが多い。
  • 生成AIの進化により、“できた気になる”罠に陥りやすくなっている。
  • 「とりあえず動くコード」は、実務では通用しない。
  • でも、ローコード開発なら初学者でも現場水準のアウトプットが可能!

これからのエンジニア育成には、実務を見据えた学びが欠かせません。
私みたいなポンコツエンジニアにならないためにも、そんなエンジニアに多くの時間をさかないためにも、ぜひ「ローコード開発」取り入れてみてください!


私がインターンをしているスパイラル株式会社では、ローコードプラットフォームSPIRAL ver.1のトライアルアカウント無償提供しています。 
このアカウントの記事でも紹介するように、たくさんの機能がございます! 
  
▶︎ フォーム 
▶︎ 認証エリア 
▶︎ ログイン 
▶︎ メール送信 
▶︎ カスタムプログラム 
  
などの作成もできますので、ぜひお試しください! 

そして、今チームでトライアル登録者向けに、オンボーディングコンテンツを作成しています。SPIRAL ver.1にご興味のある方、ぜひこちらもご覧ください👇

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