フォームってそもそも何?
「フォーム」と聞いて、最初に思い浮かぶのは何でしょうか?
SPIRAL株式会社でインターンを始めた学生の私は、「フォーム」という言葉をスポーツでしか聞いたことがありませんでした。
錦織圭選手のサーブの「フォーム」や、大谷選手のピッチング「フォーム」などです。
でも、Webの世界では「フォーム」といえば、申し込みや問い合わせ、アンケートなど、ユーザーが情報を入力する画面のことを指します。
語源を調べてみると、「form」はラテン語の「forma(形、構造)」に由来していて、「何かの形を作るもの」という意味があるそうです。
つまり、Webフォームは「情報を入力して送信するための仕組み」であり、サイト運営者とユーザーをつなぐ大事な役割を持っているわけですね。
イベント申込フォームを見て気になったこと
インターン業務で実際にフォームを作成するにあたって、いくつか参考になりそうなフォームを見てみることにしました。
2,3個フォームを見ていたら、先輩から上長の三谷さんが登壇するイベント
があると聞き、このイベントの申込フォームが存在すると教えていただきました!
せっかくなので、EFO(エントリーフォーム最適化)の視点でチェックしてみることに。
気になったポイント①:姓と名が分かれている理由は?
イベントの申し込みフォーム
フォームの「氏名」欄が「姓」と「名」に分かれていました。
「名前って普通に1つの入力欄でよくない?」と思ったのですが、
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サンクスメールやリマインドメールで「○○様」と苗字だけを使うケースがある
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データ管理の際、姓と名を分けておいた方が処理しやすい
と、先輩が教えてくれました。
なるほど、単なる見た目の問題ではなく、運用やシステム側の都合があるんですね。
気になったポイント②:会社名・組織名が必須なのはなぜ?
「会社名・組織名」の入力が必須になっていました。
「個人で申し込みたい人はどうするの?」と思いましたが、
このイベントの対象者が「WordPressでサイトやフォームを運用している企業の方や代理店の方」だから、企業単位での参加を想定しているんですね。
ユーザーにとっては「なんで入力しなきゃいけないの?」と疑問に思う部分ですが、運営側のターゲットを明確にするための設計になっていると納得しました。
気になったポイント③:メールアドレスの確認欄がない?
私がよく見るフォームでは、「メールアドレスを再度入力してください」という確認欄があることが多いですが、この申込フォームにはありませんでした。
「確認欄がないと入力内容を間違えていたとき大丈夫?」と思いましたが、調べてみると、
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ブラウザの自動入力機能で二度入力の手間を減らせる
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メールアドレス確認欄をなくして、間違いがあった場合はエラー表示するほうがUX的に良いとされている
など、いくつか理由がありました。
確かに、二度目のメールアドレス入力は自動入力やコピペで済ませてしまうかも!
参考になったサイト:https://blog.nijibox.jp/article/ui-improvement/
フォームの設計で何が変わる?
こうして見てみると、フォームの作り方一つで
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①ユーザーの入力しやすさ
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②データの管理・活用のしやすさ
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③セキュリティの確保(イベントの紹介文に書いてあった)
など、色々な点に影響を与えることがわかります。
例えば、
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必須項目が多すぎると離脱率が上がる、回答者に負荷がかかる
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入力ミスを防ぐ工夫(例:メールアドレスの確認入力)
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セキュリティ対策やスパム防止策
など、考えるべきことはたくさん。
WordPressのフォームを運用するなら、こうした細かいポイントを押さえておくと、
より使いやすく、効果的なフォームを作れるのではないでしょうか?
フォームのセキュリティ確保って?
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①ユーザーの入力しやすさ
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②データの管理・活用のしやすさ
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③セキュリティの確保
①や②についてはなんとなくわかったのですが、「③セキュリティの確保」についてはいまいちイメージがつかめていません。
どんな脅威があって、どう対処したらその脅威を退けるのか、主流な手段や便利なツールがあるのか?
今回、先輩の一言でたまたま辿り着いたイベント
の申込フォームですが、今の私にもピッタリかもしれません。
WordPress × Webフォーム:最新の脅威と守るべきセキュリティ対策
このイベント、主な対象者は
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WordPressを活用してサイトやフォームの運用・管理を行っている方
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WordPressサイト上に設置するフォームの安全性やセキュリティ対策に課題を感じている方
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WordPressサイト上に設置するフォーム導入をクライアントに提案しているWeb制作会社や代理店の方
とありますが、「WordPressのセキュリティ対策について」というパートが初心者にもわかりやすいものだそうです!
今回学んだフォームについて、セキュリティの観点から学びを深めてみようと思います🔥
もう一つのパート「安全なWordPressの構築・運用について」は応用編とのことなので、WordPressを活用している企業の方や代理店の方にとっても濃い学びがえられそうです!
私がインターンしているスパイラル株式会社は、ローコードプラットフォーム、SPIRAL ver.1のトライアルアカウントを無償提供しています。このアカウントの記事でも紹介するように、たくさんの機能ございます。
▶︎ フォーム
▶︎ 認証エリア
▶︎ ログイン
▶︎ メール送信
▶︎ カスタムプログラム
などの作成ができますので、ぜひ試してみてください!!
そして、今チームでトライアル登録者向けに、オンボーディングコンテンツを作成しています。SPIRAL ver.1にご興味のある方、ぜひこちらもご覧ください👇