はじめに
こんにちは!私は現在、大学生として学びながらSPIRALのインターンとして開発業務に携わっています。
みなさんはローコード開発をご存じでしょうか?(↓詳しくはこちらへ!)
私はローコード開発を知ったとき「これだけで十分では?」と思うほどに便利だと感じました!
しかし、開発を進める中でスクラッチ開発の必要性を感じる場面にも出会いました。
ローコード開発はスクラッチ開発より簡単な分、限界を感じることもあります……
そこで今回は、「ローコード開発でどこまでの規模のシステムが作れるのか?」 というテーマで、ローコード開発の限界について解説します。
限界を知ることで常に最適な開発手段を取り、今よりもっとローコード開発を適した場面で使えるようになること間違いナシです!
- ローコードで開発可能な範囲とは?
-
どのような場面でローコードの限界を感じるのか?
これらの疑問にお答えしていきます!
※本記事の内容はローコード開発ツール 「SPIRAL®」 を基にしていますが、他のローコード開発ツールでも基本的な概念は同様ですのでご理解ください。
ローコードで開発できる規模の限界とは?
① 小規模〜中規模システムには最適!
- フォームの作成:問い合わせフォームやアンケート、申し込みシステム
- 業務支援ツール:社内で使うタスク管理ツール、ワークフローシステム
-
データベース連携システム:顧客管理システム、商品管理システム
このようなシステムは、ローコード開発を活用すると圧倒的に短期間で構築できます。
重い腰を上げずとも、気軽にサクッと作れるのがローコードの魅力です!
② 既存システムとの連携が鍵!
API連携機能を活用することで、既存のシステムとローコードツールを組み合わせることができます。
- 社内のERPやCRMとデータを連携
-
外部サービス(Slack、Googleスプレッドシートetc…)との統合
このように、ローコードだけでは心もとない……というときでも他のシステムと組み合わせることで、より大きな開発規模に対応することが可能な場合があります!
③単体だと大規模なシステムには適さない?
ローコード開発にも限界があります。
-
大量のデータ処理が必要なシステム
金融取引システム、大規模ECサイトなどでは、ローコードでは処理速度が追いつかない可能性があります。 -
カスタマイズ性が求められるシステム
例えば、独自のアルゴリズムを使ったAIシステムなどでは、ローコード開発では実装が難しい場合があります。 -
高いセキュリティが必要なシステム
一般的なローコードツールでは対応が難しい場合もありますが、SPIRALのように高いセキュリティ性を持ち、実際に金融・医療などの分野で採用されているツールであれば、安心して活用できます。
セキュリティ対策や万が一の対応体制がしっかり整っているかを見極めることが大切です。
無敵に見えたローコード開発ですが、突然現実を思い知らされます……
④ スクラッチとローコードのハイブリッド活用
しかし!
ローコード開発は「単体で万能」な開発ではなく、スクラッチ開発と組み合わせることで最大の効果を発揮します。
- フロントエンドはローコードで、バックエンドはスクラッチで開発
-
データ管理部分はローコード、業務ロジック部分はスクラッチで開発
このように、ローコードを適材適所で活用することで、開発スピードを向上させつつ、自由度の高いシステムを構築できます!
つまり、ローコードは「何でも屋」ではなく、適した環境で適したタイミングで使うことでめちゃめちゃ便利に働く 「臨機応変職人」 なのです!!!
まとめ!
ローコード開発は 「コスト」「スピード」「リソース」 において非常に優れた手法ですが、全てのシステムに適しているわけではありません。
大規模なシステムや高度なカスタマイズが求められる場合には、スクラッチ開発との併用が必要になります。
ローコード開発を選ぶべきケース
- 開発スピードを優先したい場合
- シンプルな業務アプリを作成する場合
- 既存のシステムと連携するツールを作る場合
- 一時的なシステムやプロトタイプを素早く構築したい場合
ローコード開発が難しいケース
- 高度なカスタマイズが必要な場合
- 大量のデータ処理や高いパフォーマンスが求められる場合
- 高度なセキュリティ要件がある場合(要ツール選定)
「どこまでローコードで対応できるか?」 を見極めて、最適な開発手法を選んでいきましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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