Angular MaterialによるAddress Formの実現
ビデオ解説(日本語)
https://youtu.be/_egl9pbBNj8
ビデオ解説(英語)
https://youtu.be/S3XDkzdsdik
必要環境
Angular7においてAngular MaterialによってAddress Formを作成する方法についてご紹介いたします。
Address Formとは、ショッピング・サイトなどで購入を行う際に必ず必要となる、名前、住所などを入力するための定型的なフォームです。
Angular Materialを利用すると、そのひな型を簡単に作成することができます。
なお、以下の解説ではAngular7がシステムにインストールされている必要がありますので、まだインストールされていない方は、予めインストールしておいてください。
また、Angular7において、
ng new [Project Name]
で予め独自のプロジェクトを作成しておいてください。
プロジェクトが生成されましたら、そのプロジェクト・ディレクトリに移動します。
ここでは、そのプロジェクトはng7MaterialAddressFormです。
そして、code .
と入力して、Visual Studio Codeを起動します。
Angular Materialのインストール
VS Codeが起動しましたら、Control + @
キーで、ターミナル・ウィンドウを開きます。
そしてng add @angular/material
と入力して、Angular Materialをインストールします。
するとカラーの組み合わせのテーマに関する問い合わせがありますので、ここでは標準的なindigo-pink
を選択します。
次に、HammerJSをセットするか否かの問い合わせがありますので、y
を入力します。
最後にアニメーションを利用するか否かの問い合わせがありますので、y
を入力します。
すると、Package.json
ファイルなどの再編集が行われ、インストールが完了します。
Address Form の生成
まず、ブラウザでAngular Material Schematics https://material.angular.io/guide/schematicsのページを開きます。
そしてAddress form schematicセクションを表示し、そのコマンド行
ng generate @angular/material:address-form <component-name>
をコピーします。
VS Codeに戻り、コマンドラインに貼り付けます。
コンポーネント名は自分で適当に設定します。
ここではmyaddress
というコンポーネント名にしました。
この生成はすぐ終わります。
ソースを確認すると、新たにmyaddress
ディレクトリが生成されているのがわかります。
次にこのディレクトリの中の、myaddress.component.ts
ファイルを開いて、セレクター名をコピーします。
ここでは、app-myaddressとなっています。
つぎに、app.component.html
ファイルを開き、最下行にタグとしてペーストします。
さらにデフォルトのHTML文をすべてコメント・アウトします。
このファイルを保存します。
次に、ターミナル・ウィンドウで、ng s -o
と入力して、ローカルサーバを起動し、ブラウザを開きます。
Shipping Informationページが表示されますので、企業名、氏名、住所など入力してみます。
最後にSubmitボタンをクリックすると、ポップアップが表示されます。
Address Formのひな型が生成されました。
OKです。
Reference
"Schematics",
https://material.angular.io/guide/schematics"Angular Update Guide",
https://update.angular.io/"Version 7 of Angular — CLI Prompts, Virtual Scroll, Drag and Drop and more",
https://blog.angular.io/version-7-of-angular-cli-prompts-virtual-scroll-drag-and-drop-and-more-c594e22e7b8c"Angular5,Angular6,Angular7 Custom Library: Step-by-step guide",
https://www.udemy.com/angular5-custom-library-the-definitive-step-by-step-guide/"Angular5,Angular6,Angular7用 カスタムライブラリの作成: 完全ステップ・バイ・ステップ・ガイド",
https://www.udemy.com/angular5-l/