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[AWS学習]VPC(ネットワーク)

Last updated at Posted at 2023-01-18

VPC(Virtual Private Cloud)

ネットワーク環境を提供しているサービス

・AWS上に、利用者ごとのプライベートなネットワーク空間を提供
・外部ネットワークと接続も可能

VPCを構築するステップ

1.VPCの作成

・リージョンを選択
・ネットワーク空間の範囲(CIDRブロック範囲)を指定する

例) 10.0.0.0/16

2.サブネットの作成

・サブネット = VPCを分割したモノ
・サブネットごとにサーバーの役割/機能に応じて作ることが望ましい
・1つのAZを指定する(複数のAZにまたがって作成できないため)
・「故障に備えた設計で障害を回避」を実現するため、サーバーを各AZに冗長的に配置するのが一般的

3.ゲートウェイの作成

ネットワーク間の通信を中継する仕組みの総称

IGW(インターネットゲートウェイ)

インターネットとの出入り口になるゲートウェイ

VGW(バーチャルプライベートゲートウェイ)

オンプレミスとVPNや専用線で通信するためのゲートウェイ

4. ルートテーブルの設定

ルートテーブルによって、パブリックサブネットかプライベートサブネットかが決まる
ルートテーブル内のlocal設定は変更・削除不可。
→ VPC内のサブネットであればサブネット間の通信は可能

パブリックサブネット

インターネットとのアクセスを許可するサブネット
ルートテーブルにデフォルトゲートウェイ(送信先:0.0.0.0/0)が適用されている

プライベートサブネット

インターネットとのアクセスを許可しないサブネット
ルートテーブルにデフォルトゲートウェイ(送信先:0.0.0.0/0)が適用されていない

5. NAT(Network Address Translation)インスタンスの作成

プライベートサブネット内からインターネットにアクセスするための設定
例) プライベートサブネット内に作成したDBのバージョンアップを行いたい場合

NATインスタンスの仕組み

・実態はEC2インスタンス

  1. プライベートサブネット内のEC2インスタンスからトラフィックを受け付ける
  2. 受け付けたEC2インスタンスのプライベートIPアドレスを変換
  3. NATインスタンスがインターネットへアクセスする

送信元/送信先チェック

・EC2インスタンスは、デフォルトで流れてきたトラフィックがを自身のIPアドレス宛かチェックして、宛先が自身のIPアドレスでなければトラフィックを破棄する。
・NATインスタンスとして利用するにはこの機能をOFFにする必要がある

トラフィック

一定時間内にネットワーク上で転送されるデータ量のこと

AWSのグローバルIPアドレスの種類

Public IP

動的なグローバルIPアドレス
EC2インスタンスが起動した際にランダムに割り当てられる

Elastic IP

固定のグローバルIPアドレス
アカウントに割り当てられる

VPCが提供するファイアウォール機能

セキュリティグループとNACLがある

セキュリティグループ

・インスタンス単位で適用
→ 各インスタンスには少なくとも1つのセキュリティグループを適用する必要がある
・デフォルトルール
インバウンド:全て拒否 → どこからのアクセスも受け付けてない状態
アウトバウンド:全て許可
ステートフル
→戻りのトラフィックについて追加で設定が 不要

ネットワークACL(NACL)

・サブネット単位で適用
・デフォルトルール
インバウンド:全て許可
アウトバウンド:全て許可
ステートレス
→戻りのトラフィックについてインバウンド/アウトバウンドの設定で許可しておく必要がある

用語

インバウンド

アクセス制御
受信
送信先のIPアドレスとアクセスを受け付けるポート番号のアクセスを許可

アウトバウンド

アクセス制御
送信
送信先のIPアドレスとアクセス先のポート番号へのアクセスを許可

ステートレス/ステートフル

こちらの記事がイメージつきやすかったので参照
ステートレスとは

VPCピア接続

2つのVPCを接続する機能。
VPC間でVPCピア接続を確立させると、双方のVPCに PCX (ゲートウェイに相当するもの)が作成される

VPCピア接続の制限

  1. 接続するVPC同士が、同じリージョンの存在すること
  2. プライベートネットワークアドレス空間が重複していないこと
  3. 1:1の接続であること

A <-> B <-> C
の場合、AからCへの接続はできない。
したい場合あ、A <-> Cへピア接続させる必要がある

参考書籍

合格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト -アソシエイト

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