経緯
Dockerは、様々な開発現場で使われるが
初期メンバーが設定後、ほとんど触ることがない。
環境構築という大きな障害を取り払えてるのでいいことだと思う。
ただ、Dockerの学習コストや、開発言語の学習が優先されることが多いので
Dockerの学習が後回しになりがちになっていると思う。
なので、Docker学習の第一歩として簡単に環境構築が出来る成功体験を積むことができれば
Dockerへの学習への意欲が沸くのではと思い記載します。
Dockerで作成するもの
「Reichat」というおえかきチャット。
ワコムのペンタブレットに対応しているらしい
複数人で同じ画面に絵を描くことが可能
環境構築手順
dockerのコマンドなどは後回しでコピペでOKです。
興味出たらぜひ、Dockerの学習してみてください
mac環境で作成してます。
Docker Desktopはインストール前提です
(1) 適当なディレクトリを作成。私の場合は、「Docker_test」
(2) Dockerfileを作成する。
cdコマンドで、 「Docker_test」ディレクトリに移動
touchコマンドで「Dockerfile」作成
vimで記述
FROM node
RUN npm install -g reichat
EXPOSE 10133
CMD reichat
(3)docker-composeを作成する
touchコマンドで「Dockerfile」作成
vimで記述
# docker-composeのバージョン
version: "3"
services:
# コンテナの作成
reichat:
container_name: 'reichat'
# このコンテナで使用するDockerイメージの指定
build:
context: .
dockerfile: "./Dockerfile"
# ホスト側のポート:コンテナ側のポートを指定
ports:
- "10133:10133"
ここまでのディレクトリの状態
(4)dockerのコマンドを叩く
docker-compose up -d
(5) ブラウザを開いて
http://localhost:10133/
にアクセス
完成!!
(ゲンガー描いてみました。....いや、フリーハンドだし?タッチパッドだし?)
(6) dockerを止める
docker-compose down
はまりポイント
アクセスできない
docker-compose ps
でstateを確認してみてください。
stateが「Exit」になっていたら、環境構築に失敗してます。
docker-compose logs
でエラー内容を確認して、google先生に聞いてみましょう!
nodeのバージョンが古い
Dockerfileのこの部分で、nodeをインストールしているのですが、
FROM node:1.1.1
みたいにバージョンを指定している場合、古い可能性があります。
自分の場合は、古かったのでバージョン指定を消しました。
Dockerfileのバージョンを変えた場合は、imagesファイルというものを一回消してから再度構築した方がいいです。
なので、
docker-compose down --rmi local -v
[参考URL]
https://blog.ryou103.com/post/docker-compose-down/
で綺麗にして、
docker-compose up -d
で再構築!
docker-compose.ymlファイルの書き方が間違っている
インデントがずれていないかよく確認すること!
あと、context: .の記述が漏れているとbuildが通らないこともあるので注意
build:
context: .
[参考]
https://itenblog.com/docker-compose-up%E3%81%A7%E3%82%A8%E3%83%A9%E3%83%BC/
まとめ
コピペだけで簡単に環境構築できた!!!....と思ってます。
これを機会にdockerに興味を持っていただければ幸いです。
これでお絵描きクイズとかしてください。
参考URL
本記事を書くきっかけ
https://qiita.com/y_hokkey/items/406b5a8c4bc15354d069#reichat
公式サイト
https://github.com/kanreisa/reichat
dockerの基礎の基礎
https://zenn.dev/naoyuki42/articles/ae215286ba92b2