【SwiftUI】リストにスワイプアクションを追加する

はじめに

iOS15からswipeActionsというメソッドが追加されていました。
以下のような機能を実装することができます。

実装

import SwiftUI

struct ContentView: View {
    var body: some View {
        List {
            Text("サンプル")
                .swipeActions(edge: .trailing, allowsFullSwipe: true) {
                    Button {
                        print()
                    } label: {
                        Text("削除")
                    }
                    .tint(.red)
                }
                .swipeActions(edge: .leading, allowsFullSwipe: true) {
                    Button {
                        print()
                    } label: {
                        Text("お気に入り")
                    }
                    .tint(.yellow)
                }
        }
    }
}

解説

edge

edgeは以下の指定ができます

.trailing	左方向にスワイプした時に表示
.leading	右方向にスワイプした時に表示

allowsFullSwipe

allowsFullSwipeはBoolでの指定です。
trueを指定すると、スワイプを長めにすると実行されます。
falseを指定すると、削除を押さないと実行されません。

true	false

content

おそらくButtonのみ有効です。
他のコンポーネントも指定できますが、機能しません。

色の変更

tintで色を変更することができます。

.swipeActions(edge: .trailing, allowsFullSwipe: false) {
    Button {
        print()
    } label: {
        Text("削除")
    }
+   .tint(.red)
}

複数のボタンの配置

content内にButtonを複数配置するだけです

.swipeActions(edge: .trailing, allowsFullSwipe: false) {
    Button {
        print()
    } label: {
        Text("お気に入り")
    }
    .tint(.yellow)
    
    Button {
        print()
    } label: {
        Text("削除")
    }
    .tint(.red)
}

おわり

これは便利ですねー