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Dockerの基礎をクリアに!イメージ、コンテナ、ボリュームの簡単解説

Last updated at Posted at 2024-11-14

Dockerのイメージ、コンテナ、ボリュームについて簡単に説明しますね。それぞれの役割を理解すると、Dockerの基本的な使い方がわかりやすくなります。

1. Dockerイメージ

  • 定義ファイルの集合体で、アプリケーションを実行するためのファイルや設定が入っています。
  • 一種のテンプレートのようなもので、これを元にしてコンテナが作成されます。
  • たとえば、「Pythonのバージョン3.9が入ったUbuntu」や「Node.jsと必要なライブラリが揃ったWebアプリ」という形で、設定や依存関係がイメージにまとめられています。

2. Dockerコンテナ

  • 実際に稼働するアプリケーションの実体で、イメージを基に作られたプロセスです。
  • コンテナが動いているとき、その中のアプリケーションが起動し、外部とやりとりしたり、データを処理したりします。
  • イメージが「設計図」なら、コンテナは「実際に動いているアプリケーション」だと考えると良いでしょう。
  • コンテナは独立した環境で動くため、ホストマシンや他のコンテナと隔離された状態で動作しますが、必要に応じて外部と通信も可能です。

3. Dockerボリューム

  • コンテナに永続的なストレージを提供する仕組みです。
  • 通常、コンテナが停止すると、その中で作成・変更されたデータは消えてしまいます(コンテナの「一時的な」ファイルシステムに保存されているため)。
  • ボリュームを使うことで、コンテナが削除されてもデータを保持することができます。
  • 例えば、データベースコンテナでボリュームを設定すると、データベースをリスタートしてもデータが消えないので便利です。

まとめ

  • イメージ:コンテナを作るための「テンプレート」。
  • コンテナ:イメージを基に動作する「アプリケーションの実行環境」。
  • ボリューム:コンテナのデータを永続化するための「ストレージ」。

このように、イメージ、コンテナ、ボリュームの役割を押さえておくと、Dockerの使い方がかなりスムーズになると思います!

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