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3ヶ月間”インターネット”デトックスを行ってみた結果

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デジタル・デトックスの概念を知ったので、3ヶ月間健康のためにインターネットと以前よりも距離を置いてみました。

自分のブログに書いてある内容のまとめになります。
動機を始めとした詳しい内容が気になる方はこちらも見ていただけたら幸いです。

デジタル・デトックスとは?

デジタル化により社会が飛躍的に発展した一方で誤情報や過度に感情を煽る物の増加、選択肢・情報過多による集中力の低下、物理的な現実世界への関心低下と言った問題も指摘されるようになりました。
デジタル教材が広まった学校教育の場面でも紙とペンで学ぶことの良さが再認識され始めており、どう使い分けていくかが現場における新たな課題になりつつあるそうです。
そこから「便利だけどあえて使わない時間を作る」「アナログ・オフラインの物を使ってみる」デジタル・デトックスの概念が広まり始めました。

自分が実践したやり方

デジタルデトックスについて調べていると「SNSとは距離を置く」ことに言及されることが多いです。
そこから考えてみると気軽に使うことができるスマホ等の通信媒体で依存性の高いSNSや動画共有サイト(特にショート動画)を閲覧すること(インターネット依存)が問題の本質ではないかと思えます。
初期のスマホと同様自由にアプリケーションを入れることができなければ長期間スマホを使う理由はぐっと少なくなるでしょう。
なので常時依存的なオンライン状態だけで娯楽を楽しまないことを指針にして行動していくことに決めました。

目標を作る

どうするべきかの指針としてまず目標を作ることにしました。
重視した点としてはなるべく内容を具体的にすること。「平日日中の動画視聴は基本『音楽・ポッドキャストを画面を見ずにBGM用途として聴く時』『技術的な参考資料として見る必要がある時』『誰かと一緒に何かを見る時』だけとする」と細かく決めました。

作った目標を1週間頻度で自己評価する

設定した目標に対しての評価として、自分の感覚で0〜100パーセントの間で数値化してみることにしました。
それだけだと味気ないので一言でも感想・反省も書いていました。

オフライン・アナログ分野で楽しめそうなことに挑戦してみる

ある程度楽しみがなければ続けられないと感じたので、オフライン・アナログで楽しくできそうなことを探求し挑戦してみることも同時に実践してみました(自分はBGMとして良いラジオ番組を探すことでした)。

感じたこと

心が落ち着いた

ネット(特にSNSやポータルサイト)に触れる時間が減り、流行や社会の動向には多少疎くなったと思いますが精神的にはとても安定していると思います。
以前より頭がスッキリし冷静かつ穏やかに物事を捉えられるようになりました。心なしか寝つきも良くなった気がします。

その影響でニュースを見る時間もかなり減りました。
「ニュースを見ないのはどうなのか?」と意見もあると思いますが自分は減って良かったと考えています。
自分はニュースを見ていて共感疲労を感じることがあるので、むしろ見る機会が減った今の方が健康的に暮らせていると感じています。
むしろ社会的な繋がりを深めるなら「対面で人と会話する」「何かをじっくりと学び続ける」ことの方が効果が大きいのではないかと考えるようになりました。

集中力が上がった(気がする)

心が落ち着くことに比例して集中力が上がったような気分になりました。
最近は何かをしながら別の何かを並行して行うことも多くイマイチ集中できていない感もありましたが、この習慣を初めてからは一つのことに没頭することが増え、それが結果的に集中力向上に繋がっていると思います。

実際このような記事を書く時も以前より捗り1時間ずっと集中して書いている時間もありました。
今は初めに大まかな方針・書きたいことを自由に手書きのノートに書いてみて、ある程度考えがまとまったらをパソコン打ち込むことをしています。

ネットが使えなくても以前より気にならなくなった

最初は暇な時間があると退屈だなぁと思うこともありましたが、それも代替となる別のことをしている内に気にはならなくなりました。
3週間過ぎた辺りから「時に何もしないことは悪くないし、むしろ安らぐ。そういった時間はあってもよい」と思えるように。
「できるけどあえてしない」「これはしなくてもよい」と考える機会も増えました。

また屋外だとデータ通信をする時間も減るので、割安な低容量プランでも十分になり、金銭的な利点も生まれました。

無意識にネットを使う機会が減った

ネットを使う時は「それが必要な時だけ使用する」と意識できるようになってきたように感じています。
そうしていく内に忙しい日であっても思ったよりも自由に使える時間があるとも思えるようになってきています。

デトックス中の環境

全体的に何でもインターネット上ではやらずに別の手段を取ることも増やしました。

記録

何かを記録する時はなるべく紙とペンで書くようにしています。

ブラウジング・SNSの利用

ブラウジングをする機会を減らし代わりに読書や長文の記事を読む機会を増やしました。
SNSもあまり見なくなりましたが必要があればパソコン経由で閲覧しています。

動画の視聴

外出時の移動中に視聴するのを基本的にやめました。代わりにラジオ間隔で音声だけ聴くことはあります。

音楽

便利なので配信サービスは今も使っていますが、アルゴリズムに頼らない形で音楽を聴きたかったので、昔から持っているダウンロード・CD音源やラジオ経由で聴く機会を増やしています。

ゲーム

以前からソーシャルゲーム自体は殆どやらなくなっていましたが、自宅でゲーム機かパソコン経由で遊んでいます。
オンラインゲームもなるべく知り合いと一緒に行い一人だけで長時間やらないようにしています。

やってみたい人向け

「朝と夜のどちらか、週一で控える日を作る」だけでも気分転換になると思うので、まずは軽めの実践を1ヶ月程度挑戦してみるのが良いと思います。 

途中でも述べていましたが今までネットで費やしてきた時間が無くなると暇な時間が増えます。
その分「何をするか?」が重要になるので、退屈は楽しめない・我慢できないと確信している場合予め決めておく必要もあるかもしれません。

デトックス(解毒)行為である都合上、好きなことを我慢しないといけない場面もあるのがこの試みの辛い所です。
そういった場面では最初から厳格にやるのではなく今の自分でやれそうな範囲の制約を設けるのが、継続の力になると感じます。

動画がどうしても見たい! → 音声(ラジオ感覚)だけで楽しむ
SNSを見たい! → パソコンのブラウザー経由だけ閲覧する

いずれにせよ完璧にやろうとせず小さいことも積み重ねていくのも大事だと考えています。

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