Microchip Studioのインストール
AT Mega168を使うことになり、プログラムを書き込む環境を用意した。
こういうことはあまり行わないので、未来の私のためにメモを残しておく。
その時は、バージョンが上がっているかもだけど、少なくとも今より面倒が増えることは少ないはずなので。
まず、書き込みに使うツールをインストールする。
これは、Visual Studioも一緒にインストールするのでだいぶ時間がかかる。(今回は2時間40分)
Microchip Studio:
https://www.microchip.com/en-us/development-tools-tools-and-software/microchip-studio-for-avr-and-sam-devices
ページの下の方に下図のようなリンクがある。
私はWeb Installerを使った。
インストール中の画面。参考にどうぞ。
ん?
— SIHO@漆芸家/IT系技術者 (@SIHO_o) December 28, 2020
名前が変わった??
Microchip Studio for AVR and SAM Devices pic.twitter.com/6zBH8M7BZS
Microchip Studioの使い方
インストールが完了して、Microchip Studioを起動する。
書き込みは ツール>Device Programming 画面から行う。
[Device Programming]画面
書き込みDeviceにはAVRISP mkⅡを使うので、プルダウンから設定する
書き込み対象のマイコンはATmega 168
[Apply]を押す
マイコンを繋げて[Read]ボタンを押す
[Device signature]に値が設定された
[Memories]タブをクリックして切りかえる。
ここで書き込みするファイルを指定する。ここでは、hexファイル。
[Program]ボタンを押すと書き込まれる
[Fuses]タブをクリックして切りかえる。ここではfuseを設定する
fuseの書き込み設定
Extended | High | Low | Lock | |
---|---|---|---|---|
ProMini/328 | 0xff | 0xda | 0xe2 | |
ProMini/168 | 0xf8 | 0xdf | 0xe2 | |
Uno | 0xfd | 0xda | 0xff | 0xcf |
[Program]ボタンを押すと書き込まれる
リセットピンを無効にしたり、クロック回路に外付け水晶振動子を使う設定の場合は、場合によっては次の書き込みができなくなるのでWarningが出ます。たしかにその設定ならば[Continue]で書き込みに進めばOKですが、意図していない場合は[Abort]を押して閉じて、設定を確認するか、[Read]ボタンで現在のFuse設定を読み込んでからFuseの値を再設定します。