個人開発でWordPressを使用したサイトを構築する機会があり、噂で聞いていた
Local(Local by Flywheel) を試してみることにした。
今回はLocalの導入、ローカル環境でのWordpPressのセットアップまで書き記します。
Local(Local by Flywheel)とは
LocalはWordPressの開発環境を効率よく構築できる支援ツール。
XAMMPやMAMPと違ってGUI上の操作でサクッとセットアップ出来るとの事で気になっていた次第。
使用OS
Windows11
構築手順
公式からLocalのダウンロード
まずはLocalの公式サイトへアクセス。
画面右上の「DOWNLOAD」をクリックするとダウンロード前の質問としてモーダル画面が立ち上がります。
「Please choose your platform」のプルダウンは使用しているOSを選択。
(私の場合はWindows)
「Please choose your organization type」は属している組織の種類。
今回は個人開発なので「Other」にしました。
あとはメールアドレスを入力して「GET IT NOW!」をクリックするとダウンロードが始まります。
※名前は省略可能みたいです。
Localのインストール
インストーラーを起動して任意のフォルダにインストール。
インストールオプションで特にこだわりがなければ「次へ」をクリックしていくだけでインストールは完了です。
Localの管理画面上からWordPressのローカル開発環境を構築する
Localを起動したら、画面左下の+アイコンもしくは(インストールしたてなら)
「CREATE A NEW SITE」をクリックします。
サイト作成画面(英語)に遷移するので「Create a new site」が選択されている状態で右下の「Continue」をクリック。
「What’s your site’s name?」という画面が表示されるので英数字でサイト名を入力して「Continue」をクリック。サイト名はそのままドメインなどにも利用されます。
「Choose your environment」画面に進んだら「Preferred」を選択(デフォルト表示)し「Continue」をクリック。
「Custom」ではPHPやデータベースの独自設定が行えるみたいです。
「Set WordPress」画面が表示されたら、WordPressのユーザー名とパスワードを入力。
「ADD SITE」をクリックします。
ここまで来たらセットアップが開始します。その間、ユーザーアカウントの制御画面が出ますが「はい」をクリックして許可してください(NginxとMailHogというテストメールが送れるツール)
許可をするとセットアップが完了。Localの管理画面上に設定したWordPressのテストサイトが出来上がります。
お疲れ様でした!
画面上、右にある「Open site」からは立ち上げたサイトのページ、
「WP Admin」はその名の通りインストールしたWordPressの管理画面を開きます。
立ち上げたWordPressサイトを日本語化する
WP Adminからセットアップ時に設定したユーザー名とパスワードでログインし
「Setting」→「General」→「Language」の順で使用する言語に選択して保存するだけです。
簡単ですね。
これで一通りローカルでの開発環境がセットアップできました。
思ってたより簡単だった
説明は長くなったが、作業にかかった時間は10~15分程度だった。
今までXAMMPやMAMPを使ってローカルサーバを構築してきたが、confファイルをエディタで編集したり面倒だったが、それがGUI上で直感的な操作で用意できるのが素晴らしいと思った。
Localには他にも開発をサポートする強力な機能があるらしいので触れながら色々覚えていきたい所存。