URLの構造と構成要素

1. URLの基本構造

URLは以下の要素で構成される：[^1] [^2] [^3]

scheme://username:password@hostname:port/path?query#fragment

2. 構成要素の詳細

• **スキーム（scheme）：**通信プロトコルを指定
  • http, https, ftp, mailto等
  • スキーム名の後に「://」を付加
• 認証情報（username:password）：[^3]
  • オプショナルな要素
  • 「@」記号の前に配置
• ホスト名（hostname）：
  • サーバーのドメイン名またはIPアドレス
  • example.comなど
• ポート番号（port）：
  • オプショナルな要素
  • 「:」の後に数値で指定
  • 省略時は標準ポートを使用（http:80, https:443）
• パス（path）：
  • リソースの場所を指定
  • 「/」で区切られたセグメント
• クエリ文字列（query）：
  • 「?」の後に配置
  • key=value形式のパラメータ
  • 複数のパラメータは「&」で連結
• フラグメント（fragment）：
  • 「#」の後に配置
  • ページ内の特定位置を指定

3. URLの例

https://user:[e-mail]:8080/path/to/page?key1=value1&key2=value2#section1

4. URLエンコーディング

URLで使用できない文字は以下のようにエンコードする：[^4]

• スペース: %20 または +
• 日本語などの非ASCII文字: %エンコーディング
• 予約文字（:, /, ?, #等）: %エンコーディング

参照

[^1] https://blog.hubspot.jp/marketing/parts-url
[^2] https://support.pendo.io/hc/ja/articles/360032293371-ページのタグ付けを行うURL
[^3] https://build-web.org/programming/basic-authentication/
[^4] https://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/uric.html