去年、情報セキュリティスペシャリストに合格したので、攻略法をちょっと整理してみる。
データベーススペシャリストやネットワークスペシャリストも同様の攻略法で合格できると思います。
■最初に一番重要な話
合格するコツは「勉強すること」だけです!
勉強さえすれば、新人SEでも、高校生でも合格できるのが、情報処理試験です。
そして、これが一番難しい。
高度情報処理試験の合格率は「約14%」です。
単純計算すると、7人に1人が合格となるが、これは、応募者の7人に1人が合格ではない。
実際は、応募者の10人に1人しか、合格していない。(約10%無いくらい)
どういうことかと言うと、この合格率は受験者の7人に1人が合格しているというものなのだ。
応募者のうち、66%(3人に2人)しか受験していない。この66%が受験者数となる。
つまり、3人に1人は、試験会場に辿り着けていない。
試験の申込時は「資格取るぞ!」と申し込むが、実際は、やる気が続かず、勉強していなくて、当日にもう諦めて、会場にすら行かない。これが3人に1人。
統計を見ると、10人を簡単に内訳すると、以下のようになります。
・会場に行かない・・・3人
・午前1で不合格・・・2人
・午前2で不合格・・・2人
・午後1で不合格・・・1人
・午後2で不合格・・・1人
・合格・・・1人
正直、午前は完全に足切のため、午前で落ちるのは、勉強不足です。
10人中7人は勉強不足と言わざるを得ない。
何故、そうなってしまうか。
原因は大きく2つ。
「やる気が出ない」か「難しくて、挫折する」からだと、思います。
■やる気が出ない問題対策
正直、これは、すっごい難しいですが、私が実践した方法をいくつか、記載します。
・場所を変える。自宅はいろいろ誘惑が多い。スマホとか、マンガ、ゲーム、TVなど。
カフェや図書館、会社など、集中できる場所で勉強する。
・ネットで受験者の体験記を見る。「2か月の勉強で合格した方法」など、成功談、失敗談が記載されているので、他の受験者の体験談を見て、モチベーションを上げる。
・合格後をイメージする。給与のアップや他者の評価をイメージする。
・誰かに合格を宣言する。
■難しくて、挫折する問題対策
単純に合格するだけなら、以下の順番の勉強法をお勧めします。
1.教科書と問題集を買う。
2.まず、午前2の勉強から始める。問題集の午前2の問題と解答を読む。
最初に教科書を読む所から始めると、読み終わる前に挫折する可能性があります。
最初に問題を解こうとすると、解けなくて、挫折する可能性があります。
3.問題集の午前2の問題を解く。何度も繰り返し、答えを覚えるまで。
ちゃんと、問題を解いて、解答の解説を読んで、よく理解しましょう。
問題の中で、知らない用語が出たら、調べて覚えましょう。
教科書は試験範囲全体をカバーしています。重要なところを記載してくれてはいますが、重要な箇所が分かりにくいことが多いです。
問題集は、問題になっているということは、重要なところであり、より重要な箇所は、複数の問題になっています。
4.一通り、問題集で、重要な箇所の知識が付いたら、教科書を一通り読んで、あまり重要では無い箇所と、すでに知ってることの知識を補強しましょう。
5.そして、ここからが本番。問題集の午後1を解く、何度も、解き理解を深める。問題の傾向を把握する。
6.問題集の午後2を解く、何度も、解き理解を深める。基本的に午後1と午後2は似たようなものです。
7.最後、午前1は免除の人はいいですが、私のように、免除では無い人は、以下のように勉強しましょう。
過去5年分の応用情報:午前と高度情報:午前1の答えを全問、丸暗記する。
基本的に、これらの過去問から出されます。計算問題とかも全く同じものが出るので、答えを覚えましょう。
合格するだけなら、理解しなくてもいいです。答えを覚えましょう。
私も1問、どう計算するか、一切わからないけど、答えを知ってるから解けた計算問題がありました。
■その他
・勉強法を工夫する。書籍による勉強だけではなく、ネットの記事を読んだり、YouTubeの動画(情報処理試験関連)を見る。
・午前はスマホのアプリで移動時間などの空き時間に勉強すると、効果的。
・試験前日は、よく寝る。試験当日は、午後2までやると、結構、疲れます。体調は万全に。
・当日の交通手段、時刻表をよく確認し、遅刻しない。
・試験当日のお昼ご飯は朝、買っておく。お昼は、試験会場の近くは混雑するので、朝に買って、会場で食べながら、午後の準備をしましょう。
・午後の解答に使う漢字は1通り、書けるようにしておく。
・最後まで諦めずに、解答を限界まで埋める!諦めない!
=w=)ノ 私も、今回のデータベースの試験、頑張ります!!