今回は演算子を用いた計算とそれに伴い変数の勉強してきました。
演算子は大きく分けて3つあり、それぞれ
「算術演算子」
「代入演算子」
「関係演算子」
があります。
・「算術演算子」は四則計算で用いられる "+" , "-" , "*" , "/"を使って計算するためのものを指します。中には商の余りを表示する "%" もありました。
・「代入演算子」は数値や計算結果を「変数」に代入するための演算子で "=" がそれにあたります。後ほど、変数の説明で使います。
・「関係演算子」は大きい、小さい、等しいなど2つの数値の関係を判断する演算子。算術演算子のように数値同士の計算結果を出すのではなく、それらの関係が正しいか否かを判断するために扱われます。
関係演算子には色々と種類があり、
"=="なら等しい
"!="なら等しくない
">" , "<" なら左辺は右辺より大きい(小さい)
">=" , "<=" なら左辺は右辺以上(以下)
となります。
関係演算子も後ほど、変数の説明で使います。
次は「変数」です。
変数は非常に重要な概念で、Javaのみならずプログラミングする上で必要不可欠です。
変数とは「箱」のようなものであり、変数に数値を代入するというのは、数値というデータをその「箱」に入れておくということです。ただし変数そのものと代入した数値は等しいというわけではありません。
実際に変数を使ってみます。
class Main{
public static void main(String[] args){
int x;
x = 6;
System.out.println("変数xに入っているのは " + x);
}
}
変数xに入っているのは 6
int x; の部分は「変数宣言」といいます。
まず変数を扱うには「型」の概念を知る必要があります。これから作る変数がどのデータの種類を扱うのかを示す必要があります。この場合で言うデータの種類とは int の部分のことでintは整数を使用する変数の型となります。整数を扱うモードみたいなものですかね。
次に変数の名前を決めます。数字や記号以外で名付けることが出来ます。
これで、int型を扱う x という変数を用意したことになりました。
次に行われた x = 6; は代入と言います。
上でも説明した、変数という名の「箱」にデータを入れることですね。代入の見方は右から左です。
用意した変数 x に代入演算子"="を使って整数のデータ 6 を代入しました。
次に System.out.println(x); では 変数x の中身を見せてくれと命令しています。これで一連の流れが終わりました。
最後に、変数宣言をした後、初めてその変数に値を代入することを初期化と呼びます。初期化と言えば全てが最初の状態に戻るという意味で今まで見てきましたが、ことプログラミングにおいては意味が違うのでしっかり覚えたいとですね。
今回はここまで。ありがとうございました!
間違っていることがあれば、ツッコミお待ちしております。