こちらの記事はUEC 2 Advent Calender 2023の2日目の記事となっています。
はじめに
こんにちは、こんばんは、SHINNです。UEC23 1類 1クラス所属です。1日目の記事を見たら、最後に期待の文言が書いてあったので非常に緊張して押します(←この誤字に私の緊張が現れていますねw)。さて、今日のトピックですが、タイトルにもある通りパソコン初心者の今年の奮闘記を書いていこうと思います。具体的には
- 夏休みにやったプログラミングの勉強の話
- JPHACSにパソコン初心者が参加した話
- 使わなくなったパソコンにUbuntuを入れた話
の三本立てで行こうと思います。長話をしてもくどいだけですので、早速1つ目のトピックに行きましょう!
夏休みにやったプログラミングの勉強の話
pythonを学ぶことになったんです!
さて、今回の話をする上で避けては通れないのは私の夏休みの話です。僕のパソコンに対する興味はここから始まったと行っても過言ではありません。諸々の背景は割愛させてもらいますが、事の発端は夏休み中にpythonを勉強することになったことでした。当時の私は「クラス...ってなんですか?」「関数って何なんだ?」みたいな状態だったので、学ぶものすべてが新鮮でたまりませんでした。とはいえ、その時は基礎プロの予習になるかなーくらいのモチベーションだったので、特別興味を持つことはありませんでした。そのようなときに一つの転機が訪れました。そうです、「パス」という概念を学んだことです。...急になぜパスが出てきたのかという話ですが、順を追って説明します。
パスという概念に出会う
先程も説明したとおり私はクラスの概念すらも分からなかった初心者なのですが、クラスを学んだ僕は「RPGゲームを作ることができるのではないか?」と考え、googleに載ってるサイトを見ながらゲームを作ろうとしました。私が参考にしたサイトにはゲームの完成版のファイルがあり、まずはそれをダウンロードして遊んでみようを思いました。いざダウンロードしてcmdで遊んでみようとファイルを実行したのですが、そこにはエラー文が出てくるだけで何も実行されませんでした。当時の私にエラーを解決できる能力はなく、正直あきらめようかと思っていました。そのようなときにふと「てっく部1に聞いてみたら解決するのではないだろうか?」と思い、私の躓いているところを投げかけることにしました。幸運にもあかあくくんが反応してくださり、「それはパスが通ってない可能性があるね」という話になりました。あかあくくんの言うとおりパスを通してあげたら、見事cmdでゲームの完成版をプレイすることができました。本当にあかあくくんには感謝しかありません。ありがとう。
コンリテで学んだことってそういうことだったのか!
この経験は私の中でとても大きく、私がパソコンそのものに興味を持った瞬間でした。パスという概念自体はコンリテで学んではいたのですが、学んだ知識がどうやって使われているのかというのを実感したのはこのときが初めてでした。さらに、このことが連鎖するように「cdってフォルダを移動しているだけなのか!」「vscodeってファイルの内容を編集しているだけなのか...。てことは、これってemacsと根本的には同じじゃね?」とコンリテで学んだことが次々と自分の知識として定着していきました。本当に不思議なものです。授業を受けていたときはあんなにちんぷんかんぷんだったのに...。そんな感じで私はパソコンの沼へと進んでいくのでした。ん?RPGゲームはどうなったのかって?パスとか調べてたらいつの間にか後期が始まっていて結局できませんでしたよええ(よくない)。さて、次のトピックでは初心者がハッカソンに参加した話を書こうと思います。パスすらまともに知らなかった私がハッカソンなんてできるのでしょうか...。
JPHACSにパソコン初心者が参加した話
JPHACSってなんぞや?
2つ目のトピックはJPHACSに参加した話ですが、はじめにJPHACSとは何かについて説明しようと思います。JPHACSとは学生向きのハッカソンの一つであり、今年で10周年を迎えました。スポンサーとなっておられる企業も皆さんご存知の企業ばかりで、本当に大きなハッカソンとなっています。
JPHACSに参加した経緯
このハッカソンの存在を知ったのはUECポータルに掲示されたお知らせでした。その掲示を見た私は「せっかくならやってみるか」とほとんど勢いでこのハッカソンに参加することにしました。いま考えても本当に無謀なチャレンジだったと思います。というのも、私は執行委員会に所属していまして、ハッカソン当日の10月末日は総会間際ということもありまして多忙なスケジュールとなっていました。本当にアホだと思います。ハッカソンのための勉強と、総会の準備、更には謁見も重なり一時期は人間のする生活をしていなかったと思います。とはいえ、それなりに収穫はあったので以下ではつらつらと収穫などを話していこうと思います。
ハッカソンの準備
ハッカソンにエントリーしてからハッカソン当日まではひたすらにhtml・css、javascript、node.js、SQLの勉強をしていました。これらの言語の勉強はハッカソンの主催者から無料で配布されたprogateを使って勉強しました。まぁ勉強したからと言ってすぐにそれらを使いこなせるかといえば話はまた別ですが...。ともあれ、一応何かしらのwebアプリを作るための最低限の土台だけはハッカソン本番までに作り上げることができ、ハッカソン当日を迎えることとなりました。ただ一つを除いて...。
サーバを立てられない!
さて、迎えたハッカソン当日。当日は私ともう一人の方と一緒に二日間で一つのwebアプリを作ることになりました。作るものの方向性や仕様も定まり「さぁつくるぞ!」と勢いがついたとき、一つの問題にぶち当たりました。そうです、サーバの立て方が分からなかったのです。考えてみれば至極当たり前で、サーバを使うにはサーバの立て方を勉強しなければなりませんでした。しかし、サーバを"動かす"ための勉強のみをしていて"立てる"勉強は一切していなかったのです。本当に盲点でした。私の無知がバレてしまいます。そうして、ハッカソン一日目はサーバの立て方を調べるだけで終わってしまいました。その日の夜(というかハッカソン中もだけど)はてっく部のみんなにどうやったらサーバを立てられるか聞いて、googleなども調べてどうにかサーバを立てようとしました。その結果、どうやら自分のパソコンの中にサーバを立てればいいということが分かりました。さらに、調べていくとnode.jsを用いて自分のパソコン内にサーバを立てるやり方が書いてあるサイトを見つけたので、ペアの方にそのサイトを託して一日目は終わりました。というのも、ハッカソン二日目に急用がはいってしまい、私がハッカソンに行けなくなってしまったためこのようにサイトを託すことになりました。
ハッカソンの結果
さて、そんなこんなで迎えたハッカソン最終日(発表日)ですが、なんと企業賞を受賞することができました!ペアの方には本当に感謝しかありません。結果的に初めてのハッカソンで企業賞を得るということを成し遂げたわけですが、私としては一日しか参加していないにも関わらず頂いた賞でしたので、正直不完全燃焼感がありました。しかし、この不完全燃焼感はいま「ハッカソンで考えたものをより良くしたい」というモチベーションになっているので、そういう意味ではプラスの出来事かなと思います。また、このハッカソンでプログラミングの知識だったり、サーバの知識を得ることができたのは大きな収穫だったなと思います。来年はちゃんと二日間参加して賞を勝ち取りたいです。
Ubuntuをインストールした話
Let's install Ubuntu !!
最後にUbuntuをインストールした話について書いていこうと思います。ちょっと長々としすぎたので、最後は簡潔に書こうと思います (どうせ長くなっちゃうけどね) 。Ubuntuをインストールしようという話は少し前からみみくんと話していました。ですが調布祭やら試験勉強やらで時間が取れず、なかなかUbuntuをインストールする機会がありませんでした。そんな中、昨日からの4連休が舞い降りてきて「こうしちゃいられない」と思い、解析のテスト勉強そっちのけでUbuntuを入れることにしました。
How to install Ubuntu ?
今回Ubuntuを入れる際には、私の家にあったバッテリーの壊れたパソコンを使いました。というのも、せっかくUbuntuを入れるならwindowsを消去して入れようと思っていたため、大学用のパソコンではなく家にあった壊れているパソコンを使いました。要するに実験台ですね(笑)。しかし、OSをインストールするというのはとても大変な作業でした。一般的なインストール方法は知らないのですが、私はUSBにUbuntuのデータを保存しておいて、そこからパソコンにUbuntuをインストールするという方法で行いました。言葉にすると結構かんたんなのですが、このUSBにUbuntuを保存するというのがなんとも大変でした。USBにUbuntuを移す際にRufusというものを使ったのですが、Rufusをインストールするのが一番大変でした。本来インストールしたファイルの拡張子がexeになっているはずが、文字化け(?)のせいでファイル名が変わっていて実行できなかったからです。結局は拡張子を付け加えてやったらうまく行ったのですが、それに気がつくまでにおそらく一時間ほどかかったと思います。
Ubuntuをインストールできたよ !
そんなこんなで、Ubuntuをインストールすることができました!! Rufusの壁さえ超えてしまえばあとはトントン拍子でいきました。ちなみに、この記事もUbuntuをいれたパソコンで書いています。別にこれくらいならwindowsでも全く変わらないですけれど、気持ちが大事なんです気持ちが。
終わりに
長々とした文章を書いてしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。電通大に入って早いもので8ヶ月が経とうとしています。この8ヶ月は本当に周りの人に支えられていたと思います。電通大に入学しなかったらきっと自分のパソコンにUbuntuを入れようなんて発想には至らなかったと思いますし、パソコンに対する知識や興味もここまでつかなかったと思います。やはり、周りの人や環境というのは大事なんだなとつくづく感じました。私と関わってくださった皆様に感謝します。本当にありがとうございます。おかげで楽しい学校生活を送ることができています。ただし謁見びっけん、貴様らだけは許さない。
さて、明日はまさドゥさんが担当となっています。どうやら2023年の振り返りを書くらしいのでぜひそちらも見ていってください。それでは、そろそろ解析のテスト勉強をしなければならないのでココらへんでお開きにしようと思います。ありがとうございました!
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てっく部:UEC23てっく部というディスコードチャンネルの一つで技術系に興味のある23生が自分の作ったものなどを共有し合う場所 ↩