レンタルVPSとしては、お安いで有名のServersMan@VPS。
CentOS7でセットアップし、バックアップ用にServersMan@Diskをマウントして使おうとしましたが、いろいろと躓いたので、ここに書いておきます。
CentOS7用クライアントのインストール方法が公開されていない!
ServersMan@VPSでCentOS7が利用できるようになり、1年以上経ちますが、
ServersMan@Diskのインストール方法が公開されていません。(2016/03/07現在)
(バックアップを取るには「ServersMan@Disk」を契約するように書かれているのに…。)
ServersMan@Diskのマウント手順(CentOS版) | マニュアル
最初、公開されているCentOS6の手順でやってみたところ、サーバ再起動後に接続できなくなってしまいました…。
サポートに問い合わせて、ちゃんとした手順を入手したので、公開しておきます。
(サポートの方で、公式サイトでの公開を進めているそうですが、未だ公開されていません。)
CentOS7でのServersMan@Diskのマウント方法
1.ダウンロード
[root@dti ~]# wget http://vpsrepo.ub-freebit.net/smdisk/smdisk-1.2-22.x86_64.centos7.tar.gz
2.ファイル確認
[root@dti ~]# md5sum smdisk-1.2-22.x86_64.centos7.tar.gz
d4e533bea7ae4db1de83fc7296726cd2 smdisk-1.2-22.x86_64.centos7.tar.gz
3.解凍
[root@dti ~]# tar zxvf smdisk-1.2-22.x86_64.centos7.tar.gz
[root@dti ~]# ll smdisk-1.2-22.x86_64.centos7
合計 256
-rw-r--r-- 1 root root 86392 10月 28 2014 fuse-2.9.2-5.el7.x86_64.rpm
-rw-r--r-- 1 root root 94804 10月 28 2014 fuse-libs-2.9.2-5.el7.x86_64.rpm
-rw-r--r-- 1 root root 61071 7月 16 2014 smdisk-1.2-22.x86_64.rpm
4.インストール
[root@dti ~]# rpm -ivh smdisk-1.2-22.x86_64.centos7/fuse-2.9.2-5.el7.x86_64.rpm
[root@dti ~]# rpm -ivh smdisk-1.2-22.x86_64.centos7/fuse-libs-2.9.2-5.el7.x86_64.rpm
[root@dti ~]# rpm -ivh smdisk-1.2-22.x86_64.centos7/smdisk-1.2-22.x86_64.rpm
5.マウントポイント作成
[root@dti ~]# mkdir /mnt/smdisk
6.fstabファイルの編集
[root@dti ~]# vi /etc/fstab
#最終行に追加
/usr/sbin/smdisk /mnt/smdisk fuse _netdev,allow_other,umask=0000,username=(ServersMan@Disk用アカウント名),password=(ServersMan@Disk用パスワード),ope_src=(ホスト名、または任意) 0 0
注意:「_netdev」が抜けると、再起動後、ログインできなくなります!
7.マウント実施
[root@dti ~]# mount /mnt/smdisk
エラーが出た場合は、アカウント名かパスワードを見直してください。
8.設定結果の確認
[root@dti ~]# df -h
・・・・・
・・・・・
serversman@disk 10G 5.0G 5.1G 50% /mnt/smdisk
最後に
「6.fstabファイルの編集」で設定をミスると、最悪、再起動後サーバに接続できなくなります。
サポートに問い合わせても、「初期化してください」と言われるので、お気をつけ下さい。
(頼み込めば1回ぐらいは対応していただけるかも知れません。)