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kintoneでレコード登録したらLINEに通知する【ノンコーディング】

Last updated at Posted at 2021-06-08

前回の”【ノンコーディング】kintoneからSlackに条件を設けて通知を行う”の第二弾。

今回はLINEに通知してみるぜ!

今はLINEも仕事で使っている人も多く、メールよりLINEのほうが馴染みがあるそうなので、LINEにも”ノンコーディング”で通知出せるのか!?とやってみた。

#利用するツール

Webサービスと連携すると、LINEが提供する公式アカウント"LINE Notify"から通知が届きます。
複数のサービスと連携でき、グループでも通知を受信することが可能です。

#実装方法
さっそく実装してみようぞ。

##①LINE Notifyの準備
LINE Notifyのログイン画面からメールアドレスとパスワードを入力して、ログイン画面からログイン。
※個人でもビジネスでも、既に利用しているLINEアカウントが利用できる!

右上のログイン名の▽から、マイページへ遷移
マイページ画面から「トークンを発行する」ボタンを押す。
kintoneとLINE連携_LINE設定1

トークン名を記入してください:好きな名前を入力
通知を送信するトークルームを選択してください:通知を出したい所を選択。
ビジネス利用なら、通知受ける専用のグループ作っておくといいかも!
kintoneとLINE連携_LINE設定2

発行されたトークンを、メモ帳とかにコピぺっておく!
💡後で使うよ~超大事!!
kintoneとLINE連携_LINE設定3

LINEの設定は一旦これでOK

##②integromatの設定
###1)kintoneの通知を受け取るwebhookの設定
integromatにログインし、画面にある[Create a new scenario]をクリック。
今回使うパーツはwebhookとHTTPだぜ。
検索ボックスに「webhook」と入力して、出てきたアイコンをクリック。
同様にHTTPと入力して、slackアイコンをクリックしたら[Continue]をクリックして次に進む。
inte1.png

シナリオ作成画面が開くので、最初に[Webhook]を選択。
どのwebhookを利用するか選択肢が出てくるので、[Custom webhook]を選択。
kintoneとLINE通知連携_連携設定1

webhookの設定が開くので、[Add]をクリック。
【Add a hook】の画面が開くので、"Webhook name"の部分に任意のテキストを入力。
(kintoneからのwebhookを受けるので、kintoneとの名前にしたよ、なんでもいいよ)
kintoneとLINE通知連携_連携設定2

[Save]ボタンを押すと、webhooks画面に戻ります。
戻った画面にURLが発行されいているので、そのURLをコピーして[OK]ボタンをクリック。
kintoneとLINE通知連携_連携設定3

###2)kintoneでwebhookの設定を行う
1)でwebhookのシナリオを作成したら、kintoneに移動。
通知を飛ばしたいkintoneアプリから、[アプリ管理画面→設定→webhook]を開く
kintoneとLINE通知連携_kintone設定1

webhook設定画面で[+]をクリックし、"Webhook URL"部分にさっきintegromatでコピーしたURLを張り付ける。
💡先頭に「https://」が既にあるので、貼り付けしたURLでは「https://」を削除しておくこと

通知を送信する条件を選択。
💡保存→アプリを更新するのをお忘れなく!
kintoneとLINE通知連携_kintone設定2

integromatの画面に戻り、[Run once]をクリックし、kintoneからテストレコードを1件追加。
kintoneからの通知を問題なく受け取れると、webhookにチェックマークがついて成功!!
kintoneとLINE通知連携_kintone設定3

###3)LINEに通知を渡す設定
webhookのマークの右端の半円をクリック。
次のシナリオを選択する画面が出てくるので、[HTTP]を選択。
kintoneとLINE連携_LINE設定4

[Make a request]を選択
以下設定していくぜ!
- - - - - - - - - - - - - - - -
URL:https://notify-api.line.me/api/notify
Method:POST
Headers
 Name:Content-Type
 Value:application/x-www-form-urlencoded
 - -
 Name:Authorization
 Value:Bearer ①で発行したトークンを入力
Body type:Application/x-www-form-urlencoded
Fields
 Key:message
 Value:通知させたい内容
kintoneとLINE連携_LINE設定5
- - - - - - - - - - - - - - - -

設定を完了すると「OK」をクリック。

これで設定は完了~~~👏
SAVEボタンを押して、画面下部の【SCHEDULLING】を「OK」に変更し、シナリオを有効にしておく。
kintoneとLINE連携_LINE設定6

##確認してみる
kintoneで案件を登録すると、LINEにも無事通知されました!わ~いうれしい!
一番下のメッセージが、kintoneで登録した際、案件名を通知してくれています。
今回はテストだったからシンプルにしたけど、ここは工夫次第かな。
kintoneとLINE連携_確認

LINE Notifyをつかえば、LINEに書き込み→kintoneレコード登録もできそう~。作業者の簡単な日報報告とかで使えそう?なんてふと思いながら気が向いたらやってみよう。

おやすみ~

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