Refexについて
Reflexは、Pythonだけでフロントエンドも作れるWebアプリ作成ライブラリです。
フロントエンドやバックエンドの実行環境がオールインワンなので開発準備がとても簡単です。
アメリカの大手企業でも使われているようです。
1.前提条件
- Poetryを利用してReflexなどのライブラリはインストール済み
- VSCodeのDevContainerは設定済み
- Reflexのプロジェクトは作成済み
2.デバッガの起動設定ファイルlaunch.jsonを作成
VSCodeでコンテナを起動し、コンテナ内で以下の操作を行う。
①左のデバッグメニューをクリックし、launch.jsonを作成する。
②Python Debuggerを選択。
③Moduleを選択。
④モジュール名に「reflex」を入力し、Enterキーを押す。
3.launch.jsonファイルを編集
以下のように記載する。(一例です)
launch.json
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"name": "Reflex Debug",
"type": "debugpy",
"request": "launch",
"module": "reflex",
"cwd": "${workspaceFolder}/app",
"args": [
"run",
],
"justMyCode": true,
"env": {
"PYTHONPATH":"${PYTHONPATH}:${workspaceFolder}",
}
}
]
}
ポイントは以下です。
- moduleにはreflexを設定
- cwdにreflexのプロジェクトフォルダを設定
- argsにはreflexの実行コマンドを設定
上記の設定は、以下のプロジェクトフォルダ内の構成を前提としています。
appがreflexのプロジェクトフォルダです。
screenはアプリフォルダであり、screen.pyがアプリの起動ファイルです。
3.デバッガ実行
①左のデバッグメニューをクリックし、「Reflex Debug」を実行。
reflexアプリが起動します。
②ブレークポイントを設定して、ブラウザからアクセスする。ブレークボイントで止まり、変数の値がダンプされます。