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女性フリーランスエンジニアの性被害の防止(SNSよりはエージェントを使う)

Last updated at Posted at 2024-12-30

性被害問題は芸能界などの特殊な世界だけの話ではない

2023-2024年、有名な芸人やアイドルが性加害をしたニュースがテレビやネットで取り上げられていました。普通によくない話だとみんな考えていると思います。一方で、自分は、芸能界とか特別な状況でしか起こらないのかなと思っていました。

先日、IT業界の人が集うイベントで女性のフリーランスエンジニアの人と話す機会がありました。そのとき、前述のような性被害、または、未遂みたいなことが多いですよと教えてもらいました。
思い返すと、別の機会に話した女性フリーランスエンジニアの人も同じような話をしていました。

この手の話は女性フリーランスの人にとっては結構ある話らしく、ネットでもこうした投稿や記事がありました。

IT業界は比較的おとなし目の人が多いから、こうした被害とかもないのかなと勝手に思っていました。でも、何人かの女性フリーランスエンジニアの人が被害にあったり、未遂だったがそれらしい誘いを受けたと直接聞くとどんな業界でもあるんだなと感じました。

フリーランスという不安定な地位

2018年(平成30年)の「副業元年」以来、フリーランスの人口は増えています。

フリーランスのITエンジニアも比例して増えています。比較的、高単価になるという触れ込みもあり、フリーランスエンジニアになる人もいると思います。

ただ、案件終了になることは不可避ではなく、未来永劫、高単価が保証されているわけではないです。
フリーランスは、あくまでも期限ごとの契約によって案件がもらえますので、契約をしてもらえなければそこで仕事は終わりになります。

つまり、正社員よりもお金をもらうのは不安定だと言えます。
自分は20年弱フリーランスに近い働き方をしていますが、突然、ごそっと人が現場からいなくなるのもみたことがあります。
あくまでも、期限付きの契約であり、顧客企業の財政状況が悪くなったら切られてしまうところに、フリーランスエンジニアの不安定さがあります。

SNSを通じた案件獲得の危なさ

前述のとおり、フリーランスエンジニアの中には、案件の切れ目がある人もいます。
こうしたときに、XやLINEグループなどのSNSを通じて、案件を獲得しているフリーランスの人もいるようです。

SNSをつかった案件獲得が必ずしもよくないとは言えませんが、個人的な経験からすると、トラブルが多い印象です。もちろん、よいご縁ができた話もきいたことがありますが、問題があるのもまた事実です。

女性フリーランスエンジニアの人たちも、営業をしないといけないと考えて、SNSで声をかけた企業の人に面会するそうですが、そうしたときにホテルのラウンジとか、明らかに怪しい場所を指定したりする人がいるそうです。

SNSを通じた案件獲得は、性被害だけでなくその他のトラブルもあるので、個人的にはエージェント経由、または、自分が信頼できる人からのリファラルの方が良いと思います。

すでに取引があるところからのハラスメント

SNSではなく、企業と取引をしていても発注者側が足元をみて、不当な要求をしてくるという話もあります。これについては、性被害に限らずフリーランス新法もありますので、こうした法令をちゃんと遵守している企業と付き合いをするのがよいと思います。

フリーランス新法を遵守したフリーランスエージェントを利用するのがよいのでは?

女性のフリーランスエンジニアは男性エンジニアでは遭遇しにくいトラブルに直面することがあります。
フリーランスという不安定な地位を利用した不当な要求をする人たちが社会には存在しています。

こうした被害を回避するには、SNSでの案件獲得は避けた方がよいと感じます。今は、フリーランスエージェントがありますので、エージェントを利用するのがよいと思います。

フリーランス新法により、フリーランスエージェントに対してもフリーランスの権利を守る責務があるといわれています。逆に言うと、こうした対策をしているエージェントを利用するのがよいと考えます。

2024年11月施行のフリーランス新法は、エージェントに対してフリーランスの権利をきちんと守ることを求めています。

フリーランスエージェントには、フリーランスとクライアント企業との間に立つ仲介企業としての責任があります。クライアントがフリーランスに対して不当な要求や差別的な扱いを行った場合、結果として発生するトラブルがエージェントに波及することも少なくありません。こうした事態に対処するために、エージェントはハラスメント防止策の強化を図る必要がありますが、社内での対応だけでは限界があるのが現実です。そこで、外部相談窓口が重要な役割を果たします。

フリーランスの場合、一人で問題を抱えがちですが、こうした相談を受け付ける窓口もあるようです。

さいごに

フリーランスエンジニアの足元をみた卑劣な行為をすること自体が理解しかねますが、実際に、世の中にはそうしたことをする輩も存在するようです。

ただ、それを回避する方法もあると思います。

社会的な風潮としては、いろいろなハラスメントを抑止しようとしていてよいと思います。一方で、フリーランスの人は自由がゆえに、情報は自ら取得する必要があり、知らないとトラブルに巻き込まれる可能性が高いです。

フリーランスだからなんでも頑張らないといけないと思い、いろいろな営業をするのは理解できます。ただ、今は、トラブルを回避しながら案件獲得をすることもできるので、フリーランスになる人はこうしたポイントを押さえて案件獲得をしていくのがよいと思います。

別の記事でも書きましたが、フォロワー数が多くインフルエンサーぽいから良い人かというと必ずしもそうではないようなので、SNSは情報を得たりするのに使うぐらいがよい気がします。

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