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Webサービスでの起業をめぐる時代の変化

15年前に独立した時

 15年前、ソフトウェア会社の営業を辞職し、フリーランスとのWebプログラマーとして独立した。

 その時は、デファクトスタンダードになっているサービスやソフトもOS、Office、Adobe製品、会計・人事ソフト、検索エンジンぐらいしかなかったように思う。それもローカルアプリ。今とは違う。
 ちょうどmixiが上場するぐらいの時期に独立したが、そのときは、多くの会社がいろいろな分野でのデファクトスタンダードになるため、凌ぎを削り、フリーランスですらそれを狙っている人たちがいた。
 自分もその一人だった。

時を経て2019年、各分野でのデファクトスタンダードの確立

 15年前と比べると、OS以外にも、各分野でのデファクトスタンダードとなるサービスやソフトウェアがでてきた。Office365、Kintone、Slack、BackLog、Trello、Wixなどなど上げればきりが無い。
 もう、これらデファクトスタンダードのサービスやアプリを知っている、使いこなすことも一つのリテラシーなんではないかとすら思えてきた。

これから起業する際の方向性(SaaSを使うか、SaaS自体を作るのか)

 昔は、巨人にならんとして起業家がいろいろなアイデアを企画し、製造してきた。その中で成功した企業が今のデファクトスタンダードになっているし、失敗した起業家も数多いるのだと思う。私は、結局何もつくってないので、失敗以前なのだが。

 もう、昔みたいに大きくなった巨人と同じ分野で張り合うよりは、各分野、各サービスを踏まえたうえで、その隙間をつなぐようなサービスをつくっていく必要があると思う。

 競争より協業というスタンスで、既存のデファクトスタンダードの得意分野と不得意なところを把握する
 そのうえで、隙間になっているところを、WebAPIをつくったり、ブラウザプラグインをつくったりする。はたまた、デファクトスタンダードとなるサービスを統合・管理するプラグインアプリなどをつくるのもありかもしれない。
 既存のSaaSの運用を設計する。そして、SaaS間の溝を埋めるサービスを作る。

 もしくは、あえて、巨人と肩を並べるべき、SaaS自体をつくっていくか。
 仮に作る場合でも、認証をはじめ、他のSaaSとの連携はしないと行けない。

 昔と違った、今の時代の、Webサービスでの起業の振る舞い方があるように思う。

 個人的に思うのは、SaaSでできることをわざわざオレオレシステムで実現しようとすることは、バカバカしいと思う。

Web以外のサービスでは、システムやアプリを作るのではなく、SaaSをつかって「事業・行動スタイル」を早期に形にする

 昔は、システムやアプリをつくることに時間をかけていたが、今は、SaaSをつかえば、あるワークフローをより便利にすることができる。
 
 つまり、事業アイデアを考えることに時間やお金、人を集中させ、それを既存のSaaSで作っていく。システムをつくるのではなく、ほんとうの意味での「サービス」を形にしていく。

 もう、システム開発に無駄なお金や時間を使うのはやめて、事業プラン・サービスを形にいくことを優先的、集中的に行なう時代ではないかとも思う。

 そして、プログラマーも単なるコーダーではなく、こうしたSaaSの運用設計もふくめた、幅広意味での「プログラム」をできるようになるべきだと思う。

起業を支えるプログラマとして必要だと思う知識

 有名なIaaS、SaaS、mBaaSとかはとりあえず使ってみる。ガッツリ運用するのもよし。
 あとは、これらのWebAPIを使ってみる。結果的に、JavascriptやTypeScriptなどAltJSとかは使うことになると思う。
サーバサイドは、Firebaseとかサーバレスを使えばいいので、無理に他の言語を覚えなくても、Javascriptでもなんとかなると思う。たとえば、O365のプラグインもJavascriptでつくる。

 最低限、Javascriptは知っといたほうがいいかも。余力があれば、goやRustなんかを覚えればいいんじゃないかと。サーバサイドはもちろん、WebAssemblyが台頭してくればフロントもいけると思う。

 

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