Livebookとは
Elixir版 JupyterNotebook のようなものです
@torifukukaiou さんの記事が勉強になります
Secrets
名前の通り、秘密情報です
ノートブックに直接記載したくない値(ID、パスワード、トークンなど)を設定できます
設定
ノートブックを開き、左側の鍵マークを選択
+New secret
を選択
各値を設定して+Add
Storage について
- only this session
- ノートブックのSessionを閉じるまで保存される値
- 他のノートブックから参照することはできない
- in the Livebook app
- Livebookアプリ自体に保存される値
- 複数のノートブックから利用できる
- Livebookを再起動しても残ったまま
- トグルボタンで各Secretの有効/無効を切り替えられる
利用
- 設定したSecretは、環境変数と同じように使うことができる
- ただし、変数名の頭に
LB_
をつける - 出力でSecretの値が表示される
- 出力は
.livemd
ファイルに書き込まれないので、ソース管理への混入は心配なし - セッションを閉じると出力セルも消えるので、セッション情報として管理されている?
- 出力は
削除
Secretを選択して、ゴミ箱マークで削除できる
参考
感想
- トグルスイッチで簡単に切り替えられるのは便利そう
- セッションを閉じたタイミングで消したい値を扱う際に使える?
-
Kino.Input
のほうが便利な気がする
-
- プレフィックス(
LB_
)が分かりづらく、export前提だと扱いづらい- ホストの環境変数と干渉しない点がメリットかと思ったけど、Livebook自体がそうだった
- → Livebook上で確認できる環境変数とホストの環境変数がそもそも違った
- ホストの環境変数と干渉しない点がメリットかと思ったけど、Livebook自体がそうだった
- 個人利用だと、Settings → Environment variables で十分な印象
- こちらだとプレフィックスがいらないので、export前提でもOK
- 同じLivebookで大量のノートを複数人で扱う、みたいな場合は干渉しないよう注意が要るかもしれない