1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Unityでボタンをクリックしたときのエフェクトを作成してみる

Posted at

はじめに

今回は3DゲームでボタンをクリックしたときにParticle Systemを使って演出を出すようにしてみます。
Particle Systemの細かい説明に関しては省いていますので、各々確認していただけますと幸いです。

作成

今回作成するのは下のようなエフェクトです。

20240103_010251.gif

では作成していきましょう。

  1. まず、Canvasの設定を行います。初期設定では、Screen Space - Overlay になっていると思いますが、こちらをScreen Space - Camera にしましょう。こうしないとUIでエフェクトを上手く出せません。設定した後、Render Cameraにカメラをアタッチしておきましょう
    スクリーンショット 2024-01-03 010825.png
  2. 次にパーティクルの作成です。まずCanvasの子要素にParticle Systemを作成します。
  3. パーティクルシステムの設定です。自分のやり方が完全な正解ではないため、各自アレンジしていただければと思います。
    • Main(Loopingはチェックを外すべきですね)。
      • Start LifeTimeは1にしてすぐに消えるように
      • Start Speedは200にしてはじけるように、現状だと止まらないためのちの設定で止まるようにします
      • 自分は毎回同じエフェクトを出すためにRandom Seedに固定値を入力しています。毎回違うエフェクトを求める場合はAuto Random Seedにチェックを入れましょう。
        スクリーンショット 2024-01-03 011212.png
    • Emission
      • Rate over Timeを0にしてBurstsで生成するように
      • BurstsをTimeを0, Countを10にしてエフェクト生成時に10個の玉を同時に生成する
        スクリーンショット 2024-01-03 011646.png
    • Shape
      • ShapeはCircle(これが一番しっくりきた)
      • ModeをBurst Spreadにすることでほぼ等間隔で球を生成してくれる
        スクリーンショット 2024-01-03 011940.png
    • Limit Velocity over Lifetime
      • Speedを1, Dampenを0.4にして急激に速度を落とすように
      • Dampenは現在のエフェクトの速度がSpeed以上の場合、どれくらい速度を減衰させるかという値、この値が大きいほど急激に減速する
        スクリーンショット 2024-01-03 012154.png
    • Color over Lifetime
      • 最初数十フレームは255を維持、いったん半分くらいまで透明度を下げて、そこから徐々に0に変化させていく
      • こだわりではあるが、ずっと白ではなく最後のほうに赤黒い色にするといい感じになる(と信じている)。
        スクリーンショット 2024-01-03 012507.png
        スクリーンショット 2024-01-03 012519.png
    • Renderer
      • Render ModeはStretched Billboardにして伸びるように, Length Scaleの値を大きくするとより伸びるが、伸ばしすぎるとあまりよくない(今回に関しては)。
        スクリーンショット 2024-01-03 012747.png

上記設定で最初のようなエフェクトが作成できると思います。

おわりに

ゲームの面白さはもちろん中身の部分にあると思いますが、こういった細かいエフェクトがあってこそ中身が引き立つと思うのでほかにもいろんなエフェクト作成に挑戦したいですね。

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?