はじめに
まず、IPointer~Handlerというのはインタフェースであり、ユーザーのインタラクション(タッチ、クリックなど)に対応して様々なイベントを検知します。
Ipointer関連のイベントインターフェースには主に以下のものがあります
・IPointerClickHandler: オブジェクトがクリックされたときに呼び出される。
・IPointerDownHandler: ポインターがオブジェクト上で下に押された瞬間に呼び出される。
・IPointerEnterHandler: ポインターがオブジェクトの上に入ったときに呼び出される。
・IPointerExitHandler: ポインターがオブジェクトの上から離れたときに呼び出される。
・IPointerUpHandler: ポインターがオブジェクト上で放されたときに呼び出される。
今回は簡単にはなりますが、EnterHandlerとExitHandlerを使ってポップアップの出し方を説明します
実装
public class UI : MonoBehaviour, IPointerEnterHandler, IPointerExitHandler
{
public void OnPointerEnter(PointerEventData eventData)
{
//ポップアップが出てくる処理
}
public void OnPointerExit(PointerEventData eventData)
{
//ポップアップが消える処理
}
}
はい、これだけです。"public void ~" が覚えられないよ~という人はMonobehaviourの横に書いてあるIPointer~Handlerだけ覚えておいてください。
これだけ書くとソースコードエディタ(Visual Studio)から警告とともに「これをしないとだめだよ~」と指示してくれるので、それに従うと自動でメソッドを書いてくれます。
中に書いてあるthrow~は未実装であることのリマインダの役割を持っているのでこれを消して中に処理を書いていきましょう。