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Dynatraceで可視化できる内容の確認(その2)

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本記事は Dynatraceで可視化できる内容の確認(その1) の第2弾となります。

第1弾の最後にも記載したように、本記事ではサービスについて書きたいと思います。
検証環境については第1弾の 監視対象システム をご参照ください。

SmartScapeにおけるサービス

SmartScape上で監視対象アプリケーションのサービスレイヤを確認しました。

スクリーンショット (31).png

図のように合計で13個のサービスが検出されており何のサービスが何のサービスを呼び出したかという横のつながりだけでなく、選択したサービスはどのホスト、プロセスから成り立っているのかという縦のつながりも確認できます。

それではサービスの詳細情報を確認してみましょう。
今回はNGINXの「:9079」と命名されたサービスの詳細ページに遷移します。

サービスの詳細画面

こちらがサービスの詳細画面です。
上段には応答時間、エラー率、スループットのグラフが並んでいます。
また、画面下部のTopologyセクションでは、この「:9079」サービスがどのサービスを呼び出しているのかといった情報が表示されています。
サービス間の詳細な情報を確認したい場合はサービスフローを選択します。

スクリーンショット (32).png

他にもサービスのイベント、関連するログも表示することができます。
ここでいうイベントとはアプリケーションのデプロイや応答時間の遅延などです。

スクリーンショット (34).png

サービスフロー

こちらがサービスフローの画面です。
一番左が今回ピックアップしたNginxの「:9079」サービスで、呼び出しているサービスが数珠つなぎで表示されています。
また、ただサービス間のつながりを可視化するだけではなく、どのサービスでどれだけ応答時間に影響度を与えたのかというのも自動的に計算してくれます。

万が一、応答遅延を検出した場合にどのサービスを確認すればいいのかというのが一目でわかります!

スクリーンショット (33).png

まとめ

Dynatraceでサービスを検出した場合どのような情報を確認できるのかということを整理しました。
他にも色々な情報を収集できるので、また別の機会で紹介したいと思います。

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